ワーホリ経験者が語る実際に経験して感じたカナダワーホリのメリットとデメリット
カナダはワーホリ先としてとても人気のある国。
大自然に囲まれたなかで、英語が学べそして働くことが出来るとして広く知られています。
今回は、ぶっちゃけカナダワーホリのメリットとデメリットって何?という疑問について、私の経験にもとづいた意見を交えながら、書いていこうと思います。
INDEX
カナダワーホリのメリット
多国籍文化に触れることができる(移民や留学生に寛容)
カナダ英語はアメリカ英語と似ていて、そしてアメリカよりも物価が安く治安が良いという理由などから世界各国から留学生が訪れます。
また、カナダ政府が移民を多く受け入れていることから、いろんな文化が混じり合い留学生や移民に非常に寛容です。
留学の選択肢が豊富
カナダにはトロントのような大都市からウィスラーなどの大自然に囲まれた場所で英語が学べ働く事ができます。
語学学校はバンクーバーやトロントで通い、卒業後にイエローナイフに引っ越しオーロラのツアーガイドをしている人もいました。
大都市から大自然まで兼ね揃えているカナダでは、自分次第で色んなワーホリ生活が実現出来ます。
治安が比較的良い(世界平和度指数8位、日本は10位)
日本は世界平和度指数が9位ですが、カナダは第6位。
夜でも女性1人で歩けるくらい治安は良かったですが、油断は禁物。
バンクーバーのダウンタウン付近にあるチャイニーズタウンには薬物中毒者の人達も多く、夜に1人で行くことはおすすめしません。
私自身、トロントのダウンタウンでも夜中にホームレスの人に追いかけられた事があります。
観光地が多く、アメリカに近い
みなさんも、ご存知だと思いますがカナダは大自然に囲まれた国で、イエローナイフやウィスラーなど自然を中心とした観光地が多いです。
また、アメリカにも近いことから、ワーホリや留学でカナダに滞在している人の多くは、アメリカにもよく旅行しに行きます。
私も年越しはニューヨーク。語学学校の友達とロサンゼルス、シアトルやアリゾナなど観光しに行きました。
カナダワーホリのデメリット
物価が日本よりも高い
食費は自炊をすれば良いですが、外食するととてもお金がかかります。
価格は日本の2割り増しほどで、チップを10%から15%、さらに消費税で12%から15%かかります。
また、カナダはシェアハウスが一般的で日本と同じクオリティ(部屋のサイズや設備、綺麗さ)を求めると、東京の家賃の5割増しほど。一人暮らしをダウンタウンでする場合は月に30万ほどかかると思います。
韓国人の友達1人をのぞいて、私も含め友達全員はシェアハウスかホームステイで暮らしていました。
地域によっては想像を絶する寒さ
バンクーバーは日本の東京と同じ気候で過ごす事が出来ます。
しかし、その他のトロントやモントリオールは桁違いの寒さです。
冬の寒さはマイナス10℃以下になる事も多く極寒です。
さらに寒暖差も激しく、3月のトロントでは前日との気温差が20℃近くある事もありました。
ただ、トロントでは冬の寒さをしのぐ為、地下鉄が発達しています。そのため、真冬でも家から学校まであまり外に出ている時間は長くはないです。
仕事探しが大変
カナダで飲食店など、いわゆる日本でのアルバイトと同じような仕事をすることは比較的簡単に出来ます。
しかし、ワーホリでの仕事で就労ビザを貰い、そして永住権にまで繋げたいと考えている人にとっての仕事探しは大変です。
カナダで有名なUBC(偏差値では東京大学よりも上位)を卒業しても、カナダの企業で働く事が出来ない人が多くいるほど。
日本人が多い
特にバンクーバーには日本人留学生がとても多い。
私は日本人ができるだけ少ない語学学校にバンクーバーで通いましたが、それでもやっぱり日本人は多かったです。
また、海外に出て不安なとき、日本人や韓国人はびっくりするほど集まって行動します。
そうすると、語学学校の授業で英語で考えるようになっているのにも関わらず、日本人同士の日本語での会話の影響で、せっかく英語て考えるようになった英語脳が一気に消えてしまいます。
しかし、大きな怪我で困った時や本当に困った時、海外で周りに日本人がいてくれることは大きなメリットでもあります。
私の場合は、カナダで銀行口座を解説する手順を事前に、留学エージェントの人に教えてもらいとても助かりました。
そのようなことから、日本人が多くいることはデメリットでもありメリットでもあると思います。
時差が13時間以上
時差がとてもある事から、オーストラリアやフィリピンと違って日本に帰国しにくいという事。
また、両親や日本の友だちと電話がしにくいです。
ただ、日本に頻繁に帰国する事なく、家族や友人との電話も必要最低限だったおかげで、カナダ生活により充実させる事が出来たと思います。
目標が明確でないと流されてしまう可能性がある
長期のワーホリ生活で怖いところは、カナダでの生活に慣れてくると非日常が日常となり、そこからは流されるような日常になってしまうかもしれません。
私もカナダ生活にも慣れ非日常が日常生活となっていた時、カナダの日本人コミュニティで日本人達と遊ぶと、何不自由なく楽しく過ごせる事からとても快適でそこから抜け出す事が大変でした。
まとめ
以上、私が実際に住んで感じたカナダワーホリのメリットデメリットについてご紹介しました。
結局のところ、すべて『up to you』でありカナダワーホリ生活を生かすも殺すも自分次第だと思います。
この記事が少しでも読者さんの役に立てれば嬉しいです。