【全テスト形式を網羅】総合商社内定者が語るWEBテスト対策で使えるオススメ教材と、使い方

20卒の皆さん、こんにちは。春から某総合商社で働く予定のTedです。

今回は、就職活動におけるWEBテストについての記事を書かせていただきます。

就職活動におけるWEBテストとは、エントリーシートと同時、もしくはエントリーシートの提出後、次のステップである面接に進むために、通過する必要がある試験です。

WEBテスト対策をおろそかにした結果、面接に進めず、就活全滅という学生を何名もみてきました。この記事をご覧の皆さんには、WEBテストで、行きたい企業への就活を諦めないでほしいと願い、本記事の執筆を決意しました。

エントリーシートについては、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧いただけると嬉しいです。

【20卒必見!】総合商社内定者が教える、通りやすいエントリーシート書き方

WEBテストは何故重要なのか

多くの大企業は、採用活動においてWEBテストを課しています。

企業によって内容は異なりますが、WEBテストで測定される能力の例としては以下となります。

論理的思考、文章読解力、計数能力、英語力、性格…etc

企業がWEBテストを課す意図としては、様々な要因が考えられますが、主に以下の2つの要因があると考えます。

職務遂行に最低限必要な能力を持っているかを調べるため

面接では測れないような、職務遂行に必要な最低限の能力を測るために、企業はWEBテストを課します。

何故ならば、どのような華やかな経歴を持っていても、仕事ができなければ、意味がありません。

全国優勝歴のある運動部の主将であっても、外資系企業で英語ができなければ、客や上司と会話ができません。

3ヵ国語を話せる帰国子女であっても、営業職で算数が出来なければ、日々の売上管理もできません。

また、面接の時間は、多くが30分程度であるため、このような基礎能力を全て計測することは不可能です。

従って、企業はWEBテストを通じて、上記のような能力の有無を測定するのです。

志望者の足切りを行うため

一般的に、WEBテストの次のステップは、面接やグループディスカッションとなります。

しかし、面接官の数や日程も限られていることから、面接に呼べる学生数には限りがあります。また、人気企業であれば、全てのエントリーシートですら、目を通すことは不可能です。

従って、WEBテストの得点数に基準を設け、基準以上の得点を獲得した学生のみを、次の選考に呼ぶことで、企業は採用活動を効率化しているのです。

例えば、某総合商社は、今年の採用活動において、エントリーシートを廃止しています。つまり、WEBテストの結果のみで、次のステップに呼ぶ学生を決めるようになったのです。

これは個人的な見解ですが、人気企業ほどWEBテストを重視する傾向があると感じています。私の友人にも、総合商社を志望しており、OB訪問を何度も重ねた学生がいましたが、WEBテスト対策を全くしなかったため、次のステップに呼ばれることがなかったということもありました。

 

どのようにWEBテスト対策を行えばよいか

マッキンゼー等の一部有名企業では、独自に開発したWEBテストを課すこともあります。

しかし、大半の大企業におけるWEBテストは、これから紹介する4つの形式のみとなります。

本記事では、対策すべき形式の順(採用企業が多い順)に各WEBテストの形式を記載しています。掲載している上から順番にWEBテスト対策を行ってください。

また、各形式については、以下の情報を掲載しています。参考程度にご覧ください。

・形式概要

・対策本

・必要最低勉強時間目安

・採用企業例

WEBテストについては、問題内容も、全く同じものが登場することが多いことから、夏休みから繰り返し問題集を解き、多くの企業で受験をすることで、今から本選考までに、十分な対策をすることは可能です。

私自身、以下の形式における、テスト問題と答えは暗記していたので、就職活動において面接に呼ばれなかったのは、1/5程度でした。

因みに、WEBテストにおいては、膨大な量の計算問題が存在するため、電卓を用いることが不可欠です。どのような電卓を用いるか迷っている方には、以下の電卓をお勧めします。

値段も1000円以下かつ、反応速度も非常に良く、使い勝手が非常に良いです。

最多頻出!WEBテスト・玉手箱の対策方法

形式概要

ウェブテスト・玉手箱とは、一般的に自分のパソコンで受験する、WEBテストです。

この形式については、自分で受験できることから、学生の間で解答が出回っていることが多いです。しかし、意図的に誤解答が紛れていたり、最終面接前に再度試験を受験するケースもあるので、あまり利用することはオススメできません。

試験内容構成は、文章読解、表計算、英語、性格診断となります。

自分のパソコンで受験するため、電卓の使用が許可されています。よって、電卓を使いこなせるか否かで、テスト結果に大きな差がつきます

対策本

必要最低勉強時間目安

40時間

文章読解の形式がトリッキーなので、文章読解を中心に勉強しました。

計数問題に関しては、問題自体は中学レベルなので難しくはないです。

英語に関しては、TOEIC700点以上あれば、ほぼ問題ありません。

性格診断は、企業の求める人材像に照らし合わせて、準備を行ってください。

採用企業例

みずほ銀行/富士通/アクセンチュア/味の素/野村證券/三菱ケミカル/etc…

日系外資問わず、多くの企業で採用されているイメージですが、特に日系大手が採用しているイメージが非常に強いです。

 

一番時間をかけるべし!SPIの攻略法!

形式概要

SPIとは、一般的にテストセンターと呼ばれる会場で受験する、WEBテストです。

試験内容構成は、非言語、言語能力、英語、構造把握、性格診断となります。

この形式の対策については、私は一番苦労しました。特に、非言語は対策をしていなければ、確実に解けないような問題も多くあります。

従って、SPIに関しては、夏休みのうちに対策本を購入し、繰り返し解くことをオススメします。

また、テストセンターで得た得点は、もう一度受験するまで、他の企業で繰り返し利用することが可能です。

私の場合は満足のいく結果が出るまで何度も受験し、満足のいった得点を様々な企業で用いることで、本選考期間中は、SPIに割く時間を最小限に抑えました。

対策本

沢山のSPI対策本が出回っていますがこの本を一番にオススメします。私自身は5周はしました。この本が完璧に解けるようになれば、もう何も怖くありません。

難易度が非常に高い問題を取り揃えてあり、各形式における問題の網羅性も申し分ありません。

必要最低勉強時間目安

100時間

非言語を中心に勉強しました。特に中高時代に数学が苦手だった方は、繰り返し問題集を解いてください。

言語に関しては、文章題は中学の国語レベルです。しかし、難解な熟語の意味や、語句の意味について答えさせる問題もあり、正答率を高める障壁となります。これについては、受験回数を重ねることで、問題と答えを暗記することをオススメします。

英語に関しては、TOEIC600点以上あれば、ほぼ問題ありません。

性格診断は、企業の求める人材像に照らし合わせて、準備を行ってください。

採用企業例

BCG/ゴールドマンサックス/三菱商事/伊藤忠商事/丸紅/双日/豊田通商/リクルート/NTT/ANA/etc…

日系外資問わず、ミーハーな学生が受けに行くような、有名どころの多くが採用しているイメージが非常に強いです。特に総合商社においては、採用している企業が多いです。

難関企業志望者なら!GAB・CABの対策は必須!

形式概要

GAB・CABとは、一般的にテストセンターと呼ばれる会場で受験する、WEBテストです。

試験内容構成は、法則性、暗号、計数、言語、英語、性格診断となります。

この形式の対策は、比較的容易でした。しかし、法則性や暗号については、毎年似通った問題が出るので、対策していない人と、対策している人では歴然の差が出ます。

また、GAB・CABの最大の特徴として、誤答率があります。簡単に言えば、1問間違えるごとに減点されてしまうというものです。従って、わからない問題があったからといって、適当に解答することは控えましょう。

よって、GAB・CABについては、特に「早く正確に」を意識しましょう。

また、GAB・CABもSPIと同様に、テストセンターで得た得点は、もう一度受験するまで、他の企業で繰り返し利用することが可能です。

GAB・CABについては、採用企業が少ないことから、対策本を繰り返し解くことを何よりも意識しました。

対策本

あまり対策本が少ないので、この本を頼らざるを得なかったという感じです。1周解いて、出来なかった問題があれば、もう一度やり直し程度で、十分な対策ができます。

必要最低勉強時間目安

20時間

暗号・法則性を中心に勉強しました。IQテストの様なものなので、多少の慣れが必要です。

計数については、簡単な表計算が大半ですが、時間が限られており、電卓も使えないので、綺麗に計算をまとめることを意識してください。

言語に関しては、文章題は高校の現代文レベルです。時間にも比較的余裕があるので、正しく解答することを意識してください。

英語に関しては、TOEIC高得点者といえど、時間内に全ての問題を終わらせるのは、至難の業であると考えます。よって、何度も言いますが、「早く、正確に」を意識して、取り組んでください。

性格診断は、企業の求める人材像に照らし合わせて、準備を行ってください。

採用企業例

三井物産/住友商事/etc…

私の知る限りでは、上記2つの企業でしか、用いられている事例を見たことがありません。しかし、住友商事は過去にSPIを採用していたことから、他の総合商社でも、今後CAB・GABが用いられる可能性は十分想定されます。

対策必須!TG-WEB

形式概要

TG-WEBとは、一般的に自分のパソコンで受験する、WEBテストです。

試験内容構成は、言語、計数、英語、性格診断となります。

この形式の対策は、非常に大変でした。言語については、文章も学術的なものや、専門性が高いものが多く、高い読解力が求められます。特に、計数は展開図や推論も非常に難易度が高く、高校の数学Aの難問レベルが沢山登場します。英語については、長文読解がメインです。

TG-WEBについても、採用企業が少ないことから、対策本を繰り返し解くことを何よりも意識しました。

対策本

TG-WEBに関しても、対策本は少ないです。3周は解きつつ、苦手分野を重点的に取り組みました。

必要最低勉強時間目安

60時間

計数を中心に勉強しました。先述の通り、ハイレベルな問題が多いことから、まずは形式を知ろうとしました。展開図に関しては、自分でサイコロや立体などを作成したりもしました。推論については、SPIを通じて、多少対策が容易でした。

言語に関しては、対策を施しても難しい面があります。よって、できるだけ多くの企業でTG-WEBを受験することをオススメします。

英語に関しては、TOEIC750点程度を取得していれば、なんとか終わらせることは可能です。

性格診断は、企業の求める人材像に照らし合わせて、準備を行ってください。

採用企業例

デロイトトーマツコンサルティング/ローランドベルガー/サントリー/TOTO/資生堂/ライオン/etc…

コンサルティングファームで用いられているイメージが非常に強いです。しかしながら、日系大手でも採用している企業は少なからず存在するため、対策を行うことをオススメします。

まとめ

近年では、本選考のみならず、インターン参加にも、WEBテストを課す企業は増加傾向にあります。

よって、これまで冬休みに行えば、何とか間に合ったWEBテスト対策も、夏休みから準備をしなくてはなりません。

この記事をご覧の皆さんには、周りの学生と差をつけるために、忙しい夏休みの合間を縫ってでも、是非WEBテスト対策を行っていただければ幸いです。

下記の様なイベントで、実際に有名企業に内定した学生が、どのようなWEBテスト対策を行ったかを知るのも、良いでしょう。