総合商社内定者が語る、内定に近づくサマーインターンの完全攻略法

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皆さん、こんにちは。春から某総合商社で働く予定のTedです。

そろそろ、周りでも就職活動についての話題が出始める頃でしょうか。

就職活動が大学生活の全てではありませんが、満足のいく形で就職活動を終えることで、残りの大学生活を満喫できる余裕が生まれると考えます。

満足のいく就職活動を行うには、早いうちから行動し、より多くの企業を選択肢に含めることが不可欠です。

そして今回は、より多くの企業を選択肢に入れるのに絶好の機会である、サマーインターンについて、私の経験に基づき書かせていただきます。

サマーインターンってなに?とりあえず1社申し込んでください

わからない

サマーインターンとは、就職活動を控えた学生に対し、企業が自社の行う事業を知ってもらうために行う、受入型の就業体験や、グループワークのことを指します。一般的に夏休み期間中を通じて行われ、期間や形態も企業によって全く異なります。

夏インターンのシーズンは5月から9月です。業界によって、多少前後することもあるので、以下のフローはあくまで参考程度にご覧ください。

5月:合同説明会などが始まり、夏インターン募集の案内が始まります。

6月:エントリーシートや*ウェブテストの募集が始まります。
エントリーシートには、インターンへの志望理由、学生時代の経験を記入します。

(*ウェブテストとは、自分のパソコンで受験するテストで、性格診断、計数問題、文章読解などで構成されています。企業によっては、6月の時点でエントリーシートやウェブテストの締め切りとなり、面接が始まるところもあります。)

7月:いよいよ面接が始まります。1回だけ面接のところもあれば、複数回行われるところもあります。

8月〜9月:大学の夏休みの時期と並行して、インターンシップが開催されるようになります。

サマーインターンは長期インターンとは違い、多くの有名企業が、1日から複数日かけて行います。また、冬休みの時期の前後に行われるウィンターインターンとの違いとして、JPモルガンやモルガンスタンレー等の、高年収が期待できる外資系金融機関は、サマーにのみインターンを開催します。

私自身、5月から様々な合同説明会に参加し、当時は業界なども絞らず、外資から日系大手まで、業界トップの企業を中心に、応募していました。

合計20社ぐらいにエントリーシートを提出し、面接にこぎつけたのが6社、実際にインターン参加できたのは3社だけでした。

本選考に負けず劣らず、サマーインターンの参加は狭き門だということをご理解いただけると幸いです。

サマーインターンは本選考に直結するか否か

冒頭で私は以下の様に述べました。

「サマーインターンとは、就職活動を控えた学生に対し、企業が自社の行う事業を知ってもらうために行う、受入型の就業体験や、グループワークのことを指します。」

しかし、これは就職活動解禁までは、学生との接触が禁止されている企業にとっての、苦し紛れの言い訳でしかありません。企業の本当の目的は、サマーインターンという機会を通じて、優秀な学生を採用に繋げることが目的です。

何故ならば、インターンを開催するために、沢山のお金が使われています。メガベンチャーや外資企業によっては、報酬として金銭を支払う企業もあります。また、複数日開催の場合は、地方大学に通う学生に対して、宿泊施設の提供等が行われることが多いです。

果たして、企業がここまでの金銭を支払って「企業を知ってもらうためだけの活動」を行うのでしょうか。私はそうは感じません。

私自身、夏休み中に某大手損保会社と、某大手メーカーのインターンに参加しました。そして、夏休み以降は複数回に渡り、これらの企業が「懇親会」を開催したり、多くの社員の方を紹介され、「相談会」という名の面接を行いました。

その証拠に、就職活動が正式に解禁される6月1日以降、他の友人が1次面接を受けている中、私は最終面接をはしごしていました。

「英語力」「経験」はサマーインターン攻略に必要!

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では、この今後の就活を優位に進めることができるサマーインターンに参加するためにはどうすればよいのでしょうか?

「英語力」


まず必要なのは「英語力」です。

以前の記事でも書きましたが、「アクセンチュア(ウェブ選考)」や「ユニリーバ」といった外資系企業は、TOEICスコアの基準を設けています。また、外資投資銀行などでは英語面接、英語ESなどを課してくる場合もあります。

この理由は簡単です。外資系企業であれば、海外の本社と連携して仕事をする機会があります。その際には、メール、テレビ会議、プレゼン資料など、コミュニケーションが全て英語で行われるため、日常の業務に英語が不可欠だからです。

よって、あなたが「日常の業務を遂行する最低限のスキル」があるか判断するために英語力を示すための基準を設けます。

ですので、このサマーインターンが始まる前に英語力を高めておくことが、サマーインターンを攻略するためにはほぼ確実に必要になってきます。最低でもTOEIC800点は必要でしょう。

もし今の段階でTOEIC400点〜600点の実力しかない場合は、約3ヶ月間みっちり1日10時間(計900時間)勉強すれば800点以上を取ることが可能です。

語学学校サウスピーク「英語学習時間シュミレーター」より

その場合は、フィリピン留学などで集中して勉強することで、格安でTOEICの点数を上げつつ、英語面接や英語ES(エントリーシート)にも対応できる英語力を身につけることができます。

→就活対策ならTOEICを3ヶ月で平均226点上げる語学学校サウスピークがおすすめ!!

周りの学生に見劣りしないような経験

外資系や総合商社の面接に行ってみるとわかりますが、周りは

・全国出場チームの主将
・2000人規模の学生団体の代表
・年商100万円以上を超えるビジネスの立ち上げ

といった化物のような経歴を持った学生ばかりです。その中でも見劣りしないような経験として

英語力を活かしたビジネス経験「海外インターン」をするのがおすすめです。私自身、インドネシアに長期のインターンをして、その経験を語り、総合商社への内定を勝ち取ることができました。

私の海外インターンや、留学の経験は下記の記事を読んでもらえればわかります。総合商社を目指す方はぜひ目を通していただければと思います。

【20卒向け】総合商社に内定した私が語る、就活前に絶対準備しておくべきこと

憧れの総合商社で働くために「留学×海外インターン」をしたTedさんのインドネシア・インターン体験談

【海外インターンの裏側】就活・英語力・費用について総合商社内定の経験者がすべて暴露します

業界別、日程別にみる、サマーインターンの役割の違い

それではサマーインターンにはどのような種類のものがあるのか、見ていきたいと思います。

実は業界や日程によって、サマーインターンが持つ効果も全く違います。

業界別・インターンや懇親会の内容

・外資系企業・日系ベンチャー

上記の業界であれば、インターン参加者の中でも優秀な学生には、インターン直後から年内にかけて、内定をだす企業が沢山あります。

また、上記の業界によっては、本選考参加に対して、インターン参加を必須としている企業もあります。

これらの業界では、インターンが採用への登竜門であることから、毎年人気が集中します。

・日系大手企業

日系大手企業の多くは、経団連と呼ばれる組織に所属していることから、2019年3月1日から広報活動は行えず、2019年の6月1日までは選考活動(面接)を行うことはできません。

とはいうものの、このルールは形骸化しています。

実際には、社員を交えた食事会を開催したり、社員が学生と面談を行い、企業は学生との接触を図っています。そして、それらの活動を選考活動として扱っている企業もあります。

そして、6月1日の面接解禁日に、大半の学生が1次選考を受ける中、インターン参加者は最終面接を受け、早期に内々定を得るのです。

インターンが開催される日数

・1日

ワンデイインターンと呼ばれる、文字通り1日で全ての日程が終了するインターンです。ワンデイインターンの内容は、企業紹介や簡素なグループワークであることが大半であることから、選考への影響が、ほぼないと言えます。

行きたい企業や業界が定まらない方は、多くのワンデイインターンに足を運んで、様々な企業の社員やオフィスの雰囲気などを知りながら、将来自分がどのように働きたいかを考える機会とするのも良いかもしれません。

・複数日~2週間程度

複数日にまたがって開催されるインターンシップです。これらの場合は基本的に、外資日系を問わず、選考において、社員紹介、早期選考、インターン枠などの優遇があります。本気で内定を狙いに行く方は、これらのインターンに参加することをオススメします。

お気づきの通り、複数日にまたがる外資系企業や日系ベンチャーは、インターン参加によるメリットが非常に大きく、年内内定も夢ではありません。内定は欲しいけど、どのインターンに参加するか迷っている方は、これらの業界や日程を参考に、企業を選択するのも一つの手段となりえるでしょう。

サマーインターンの対策方法

先述した通り、サマーインターン選考は上記のようなフローで構成されることが大半です。

それぞれのフローについて、参考になる情報や書籍を掲載します。

エントリーシート

・【20卒必見!】総合商社内定者が教える、通りやすいのエントリーシート書き方

【ES書き方&例文】企業に読まれるESと読まれないESの違い

1番目の記事は、私が書いた、ESの書き方についての記事です。ESの書き方を実際に使えるレベルの例文を用いて、エントリーシートの抑えるべきポイントを書きました。

2番目のトイアンナさんの記事は、楽しく読め、かつ参考になります。

私自身の経験で言えば、サマーインターン時点では様々なエピソードを用いました。

そして、サマーインターンでエントリーシート選考通過率がよかったエピソードを、ウィンターインターンや本選考でも使ったおかげで、効率よくエントリーシートが作成できました。

WEBテスト

サマーインターン対策においては、以下3つの書籍の問題を、早く完璧に解ければ問題ありません。

私が実際に使った書籍を紹介したいと思います。

・必勝・就職試験! 【Web-CAB・GAB Compact・IMAGES対応】CAB・GAB完全突破法! 【2020年度版】
・必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】【2020年度版】

・必勝・就職試験! 【TG-WEB・ヒューマネージ社のテストセンター対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【2】【2020年度版】

グループディスカッション・面接

面接やグループディスカッションに関して言えば、自分のスタイルを見つけるべきというのが私の持論ですので、書籍や記事の紹介はしません。

しかし、高給取りで有名な外資系金融機関やコンサル業界を志望するのであれば、話は別です。

外資系金融機関やコンサルの、面接やグループディスカッションでは、「ケース問題」というものを行います。

例えば、「スターバックスの売上を上げる方法を説明せよ」とか、「配車サービスよりタクシーの利用を伸ばすにはどのようにすればよいか」という問題に対して、グループや個人で結論を出します。

一見難しく見えますが、ある程度のやり方は確立されていますので、以下の書籍を参考に、対策を行ってください。

・東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」

・現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!

まとめ

サマーインターンに参加することで、就職活動において、得られるメリットは計り知れません。

「うさぎとかめ」で例えて言えば、うさぎのように一見すると勝ちそうな学生でも、スタート地点でゴール1歩手前にいる亀のような学生には勝てないのです。

しかし、大学3年という時期は、部活やサークル活動などで忙しい学生が大半のため、サマーインターンに参加する学生は決して、多数派とは言えません。

そして、就職活動のために、学生時代において熱中できることを諦めてしまうのも、ナンセンスであると感じます。

ですから、大学4年間は好きなことに打ち込んで、そこから1年休学して、みっちりサマーインターンから就職活動に取り組むのが賢い選択だと思います。

どうか素敵な夏休みを。