【留学+海外インターン】デキる就活生は「海外経験」をどう生かすのか ?経験者が語ります


「留学や現地でのインターン経験はあるけど、どのように就活で活かせるかわからない」

「学生時代に頑張ったことも特にないから、とりあえず留学やインターンやっておきたい」

そんな方々に朗報です。

20卒の皆さん、こんにちは。来年春から某総合商社にて働く予定のTedです。

10月にもなり、行きたい企業や業界が見定まってきたのではないでしょか。

まだ「行きたい業界が決まっていない!」という方は、この記事をご覧になる前に、以下の記事を絶対に読んでください。

【20卒向け】大企業内定者が語る、誰でもわかる業界研究のやり方とコツ

トップティアの学生は必ずやってる!企業説明会をいつもの10倍活用する4個の裏ワザ

オータムインターンや、早期選考が本格的になった今だからこそ、「留学」や「海外インターン」をESや面接でアピールできる方法を伝授します。

他の経験と比べて、留学と海外インターンは何故アピールしやすい?

私が個人的に留学と海外インターンをオススメする理由は、以下の3つです。

トップティアの学生として認識されやすい

多くの学生がこの時期になると、就活でアピールポイントを探し始めます。

そして、大抵の学生は、サークルやアルバイトのエピソードを用いりがちです。しかし、サークルやアルバイトは、日本で大学生をしていれば、ほぼ全員が経験をしていることから、採用担当者の目に留まることが少ないです。

私の経験上、有名企業に内定する学生の多くがアピールする内容としては、留学、海外インターン、体育会系部活、ゼミ、起業等になります。

従って、留学とインターンの経験は、トップティアの学生として選ばれるために、かなり有利に働くと言えるでしょう。

留学や海外インターンは就活における費用対効果が良い

先述した通り、トップティアの学生の多くは、留学、インターン、体育会系部活、ゼミ、起業の経験をアピールします。

ですが

部活に関しては、4年間継続するために多くの費用がかかります。
また、練習頻度が多い部活動であれば、就職活動そのものに取り組むことが難しくなってしまうことも少なくありません。

ゼミの場合、参加すること自体に、厳しい選抜試験を課す大学も少なくないです。また、ゼミによっては、就活でアピールできるような経験を得られないようなゼミもあります。

起業に至っては、ノウハウや資金人脈が必要が場合が大半です。

しかし、留学やインターンであれば、10万~100万程度のお金と語学力があれば、トップティアの学生と肩を並べられるようになります。

特に、異文化での生活は、困難に直面することも多いため、就活のエピソードに用いることができる経験が得やすいです。また、費用に関しても「トビタテ」などの奨学金制度を利用すれば、非常に安く抑えることが出来ます。

以上より、留学や海外インターンは、他の選択肢と比べても非常に費用対効果が良い経験と言えるでしょう。

効果が定量的に示されている

2014年の文科省のデータによれば、海外進出を行う企業は年々増加し「グローバル化を推進する国内人材の確保・育成」を課題にする企業の割合は、非常に高いです。

また、先述した通り、有名企業の内定者の大半が期間の差はあれど、留学や海外インターンを経験しています。

私自身の経験で言えば、総合商社の内定者の、約半分以上が1ヶ月以上の海外在住を経験しています。

従って、留学や海外インターンによる経験は、就職活動を有利に進めるうえで、非常に重要なのです。

次の項目では、期間ごとでの留学・海外インターンをアピールする方法を紹介します。

短期留学(~2ヶ月)のアピールの仕方

結論から言うと、短期留学の経験を中心にアピールするのは、難しいです。

何故ならば、語学要件などを満たさなくても、数十万円支払えば、誰でも短期留学には参加できます。

従って、お金を支払えば得られることから経験者も非常に多く、いわば、コモディティのような経験は、旅行と同一視されることも少なくありません。

短期留学とは、トップティアの学生にとって、体育会系で実績を持っていたり、ゼミで活躍をしているような人たちが、「僕たち、海外にも興味ありますよ!」とブランディングをするために行っているのが実情なのです。

しかし、短期留学といえど、挑戦を行い明示的な実績を出していれば、その経験は充分にアピールすることができます。

<ESの例>

「あなたが大学生活で最も頑張ったことはなんですか?」

アメリカ留学中の語学学習である。3ヶ月間のアメリカ留学では、クラスで最下位であったことから、自らに毎日12時間勉強することを課した。

また、週末には現地人が集まるバーで、「10人と会話するまで帰らない」という取り組みを、他の学生を巻き込んで行った。これらの取り組みの結果、TOEICを500点伸ばすことが出来た。この経験から、私は貴社で働く際に、いかなる困難に直面しても、高い目標を持ち続け、それを達成できると考える。

「あなたの最大の強みはなんですか?」

他者から信頼されることで、期待以上の結果を出せることです。私はフィリピンの語学学校に3ヶ月間通い、当初の目標だったTOEIC800点を超える、900点を得ることができました。

語学留学開始当初は、800点を目標に勉強を続けていました。しかし、語学学校の講師や日本にいる家族が私に寄せる信頼を知ることで、「期待されている以上の結果を出したい」と感じるようになりました。そして、毎日テキスト2冊を行う計画を、毎日テキスト3冊にすることで、目標点であった800点を超え、900点を獲得することができました。

以上の様に、短期の留学においても、「数字でわかる結果」を獲得することができることから、就職活動において、短期留学は十分にアピールできるようになります。

長期留学(半年以上)のアピールの仕方

一般的に、長期留学であれば、留学期間中の学業や課外活動のエピソードを用いることが多いです。

学業で言えば、グループワークで外国人との折衝を乗り越えた経験や、論文の受賞歴などの経験をアピールできます。

課外活動で言えば、スポーツチームやサークルで多国籍の学生をまとめ上げた経験、団体の設立などがアピールできます。

長期留学も、短期留学ほどではありませんが、今やトップティア学生の多くが経験していることから、より他の学生との差別化を図るために、海外インターンに参加することをオススメします。

<ESの例>

「あなたがリーダーシップを発揮した経験はなんですか」

1年間のベトナム留学中に、50名規模の日本語同好会を設立した。私の留学先では、ビジネス日本語の授業が開講されていたが、日本人講師は在籍していなかったことから、学生は日本語のスキルアップに限界を感じていた。

よって私は、日本語同好会を設立し、ベトナム各地の日本人駐在員を講師として招くことで、ビジネス日本語のスキルを伸ばす機会を、彼らに提供した。当初は日本人駐在はこの取り組みには乗り気でなかったが、優秀なベトナム人学生を雇用する機会ということを何度も説明し続けた結果、10社からの協力を得られた。

この経験から、年齢も国籍も違う人々を巻き込むことの醍醐味を知ったことから、貴社でも世界中の人を巻き込んだビジネスに挑戦したい。

短期インターンのアピールの仕方(~2ヶ月)

一般的に、短期インターンシップの多くも、短期留学と同様にコモディティとして認識されてしまうことが少なくないです。

何故ならば、個人差はありますが、仕事に慣れるために最低1ヶ月はかかってしまうことから、短期のインターンにおいて、仕事を通じてなんらかの大きな結果を出すことは、非常に困難を極めるからです。

従って、短期インターンの場合も、部活や長期留学などの経験をアピールできる状態で、アピールすることをオススメします。

短期の海外インターンを就活でアピールする場合、一般的には、インターンを通じて関わった、日系・外資・現地企業についての関心をアピールすることが多いです。

お気づきの方はいらっしゃると思いますが、これらのエピソードは「学生時代に頑張ったこと」、いわゆるガクチカにはなりにくいです。むしろ、志望動機などに利用されることが大半です。

<ESの例>

「あなたが弊社を志望する理由はなんですか」

日本とCIS*のビジネスを繋げたいからである。私はゼミにおいて、CIS*のベンチャー企業が持つ可能性について研究している。そして、夏休みにベラルーシの現地IT企業のインターンに参加した際、ベラルーシには、若く優秀なエンジニアが設立した、多くのベンチャー企業が存在することを知った。しかし、これらのベンチャー企業は、資金不足のために、十分な海外展開が行えていない。貴社は、CIS*市場の開拓を推進していることから、入社後は、貴社におけるCIS*企業への事業投資を通じて、私は日本とCIS*、双方の発展に貢献したい。

*CISとはソビエト連邦の消滅とともに、連邦を構成していた諸共和国によって形成されたゆるやかな共同体。本部はベラルーシのミンスク。正式加盟国は、ロシアウクライナモルドバアゼルバイジャンベラルーシカザフスタンアルメニアウズベキスタンキルギスタジキスタンの10か国

出典 小学館:デジタル大辞泉

長期インターンのアピールの仕方(半年以上)

長期の海外インターンはアピールできるエピソードの宝庫です。

長期インターンでは、ストレス耐性・環境適応能力売上・受注件数等の定量的な実績等をアピールすることができます。

ストレス耐性・環境適応能力について言えば、以下の記事にあるような、日本人のいない環境で働いた経験は、企業からのウケが非常に良いです。

特に、総合商社であれば、自分以外に日本人従業員が他にいないような、事業会社に出向することも多いので、「段々と仕事ができてくるようになると、正社員の方と同じ仕事を任せてもらえるくらいまでになりましたね」というエピソードはアピール材料として非常に有効です。

【ワーキングホリデー+海外インターン】五大総合商社に内定が決まったTatsukiさんの休学体験談!

売上・受注件数について言えば、以下の記事にあるような、「月100万円の売上」という定量的な成果・実績は、企業の人間もイメージがつきやすいことから、非常にウケがいいです。

このような経験も、長期のインターンだからこそ得られる経験です。

大学4年生から休学して複数の企業から内定を手にした神戸大学のTakumiさんが休学中にしたこととは?

<ESの例>

「あなたが学生時代に直面した最大の困難はなんですか?その困難をどのように乗り越えましたか?」

シンガポールのスタートアップ企業でインターンをしていた際に、30人の従業員の中で、売上成績最下位になったことです。

この困難を乗り越えるために、既存顧客に対して提供できる価値を模索し続け、新たな商品を提案しました。具体的には、100以上の取引先を自らの足で訪問し、ヒアリングを実施することで、多くの取引先が共通に抱える課題を洗い出しました。

そして、取引先の多くにおいて、コピー機の老朽化が課題となっていたことから、業務用コピー機の設置及び保守点検プランを提案することで、売上成績1位になりました。貴社で働く際も、結果に対して貪欲に取り組みたいです。

インターン&留学、共通してアピールできること

長期的な目的意識を持って行動したこと/出国前から持っていた目的意識

以下の記事にある、「1番伝えたいことは休学する前に目的は決めておいたほうが良いということです」という言葉の様に、留学やインターンだけでなく、全ての行動に対する目的意識をはっきり伝えれば、高評価に繋がります。

yusakuさんの場合は、「海外で働くために自己成長を遂げたい」という目的をしっかりと持ち続けた結果、現在は某企業の海外事業部に在籍しています。

大学4年生から休学して「留学+海外インターン」をしたyusakuさんの休学体験談!

より多くの個人や組織を巻き込んで行動した経験

短期であろうと、長期であると、多くの人間を巻き込んで、何かを達成したエピソードは、非常にウケがいいです。

「巻き込む」という言葉は聞き慣れないかもしれません。「巻き込む」とは簡単に言えば、自らの意思決定を、他人に作用させることです。

ビジネスにおいて、全てを一人で行うことは、不可能であることから、他人を巻き込む力は常に求められます。従って、他人を巻き込んだエピソード、特に外国人を巻き込んだエピソードは、企業からのウケがとても良いです。

外国人と一緒に取り組んだ経験

「異文化の生活で様々な困難に直面した」というアピールする学生は非常に多いです。しかし、言葉も文化も違う人々と、一緒に何かを成し遂げた経験は、トップティアの学生の中でも、アピールする学生は少ないことから、アピールポイントとして、非常に有効です。

例:現地大学で在籍したサッカーチームにおいて、敵チームの分析を行い、その情報をチーム全体にくまなく共有することで、地区最下位チームの優勝に貢献した。

まとめ

海外留学や、海外インターン経験を用いて、トップティアの学生と肩を並べるためには、以下のいずれかの経験が有効です。

短期海外留学+長期海外インターン

長期海外留学+短期海外インターン

特に、短期海外留学+長期海外インターンの組み合わせは、インターン中に給料得ることで、費用対効果を非常に高めることができ、就活におけるアピールポイントを増やすための選択肢として、非常に有効です。

しかし、就活でアピールできるような経験を経るには、最低6ヶ月程度は必要です。

「授業や部活もあるし、6ヶ月も海外でインターンや留学なんてできない!」

そんな方にこそ、休学という選択肢をオススメします。

現在休学の費用は、下がりつつあります。例えば、国公立大学なら無料、私立の多くでも、授業料の半分以下ないし、数万円程度という大学が増えています。

また、就職活動において、休学や留年を気にする企業は非常に少ないです。是非休学を通じて、留学やインターンを活用し、行きたい企業の内定を勝ち得てください。

現時点で、「海外インターンに行きたいけど、英語力に自身が無い」という方でも、大丈夫です。

休学期間を経て英語力を伸ばし、その後海外インターンを経験することで、就職活動を勝ち抜いた方々が沢山います。

過去に成功した先輩たちの事例を参考に、よりよい休学にしてください!

<休学体験談>

「休学してなかったら就職活動は失敗していたと思う」と語る関西大学を休学したkeigoさんの体験談

大学4年生前期から休学して一部上場企業に内定した立命館大学・Harukaさんの休学体験談

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