英語力ゼロでのフィリピン留学は絶対に後悔する話【単語と文法は絶対に日本でやるべき】
こんにちは、6ヶ月のフィリピン留学でTOEICを465点から840点に伸ばしたshogoです。
『英語力ゼロでフィリピン留学しても大丈夫かな?』
『なんか「英語力なくても大丈夫!」という情報と、「英語力ないとダメ!」だという情報が氾濫してて良くわからないよ』
こんな疑問に答えます。
結論ですが、基本的に英語力ゼロでの渡航はおすすめしません。
なぜおすすめしないのか、その理由と対策をセットで解説します。
最低限やるべきことを、4ヶ月で toeicを400点伸ばした私の視点から書いていきます。
2つだけです。
- 中学英単語と文法
- 瞬間英作文の周回
また、この2つを行って余力があれば高校英文法、単語もざっと復習することをおすすめしています。
私自身がそこまで行った上で、TOEICを短期間で伸ばせたからです。
なお、本記事で英語力0とはTOEIC400点未満の人を推定しますが、400点代の方も文法に関しては怪しいと思うので、本記事が役立つことと思います。
それでは、見ていきましょう。
INDEX
英語力ゼロでの渡航をおすすめしないのは、留学時間が無駄になるからです
単語や文法など日本でできることをわざわざフィリピンで行うことは、はっきり言えば時間の無駄ですよね。
留学先ではせっかくフィリピン人講師と英語を話す機会がたくさんあるので、アウトプットの比重を高めるためにも日本でできることはできる限り行うべきです。
留学後に本気を出せば大丈夫と思われる方がいるかもしれませんが、事前学習をきちんと行って渡航する人と行わずに渡航する人はその時点で埋められない壁があります。
私はフィリピン留学を通して様々な人に会いましたが、結果を出している人の多くは渡航前にしっかり勉強してきた人たちです。
なぜそうなのか、具体例をだして説明すると、
例えば、あなたが
突然、スタバの店員とかマクドナルドの店員を完全未経験でやることになって、なにもインプットがない状態でハンバーガーとかフラペチーノ作れと言われてできますか?
できないですよね。
多分呆然と突っ立ってるだけになると思います。なにも教えてもらえなければ、そのままです。できるようになりたければ、事前にハンバーガーの作り方とかフラペチーノの作り方をある程度教わる必要がありますよね。
これが、インプットがゼロ状態で語学留学に行って体験するということです。
渡航前より留学は始まっていると心得ましょう。
どう勉強すれば良いのかを具体的に解説します。
英語力ゼロの方が渡航前にやるべきこと① 中学英単語と文法の総復習
基本的な単語と文法は日本で終わらせてしまいましょう。
現地ではそのアウトプットを行うのがもっとも効率が良いです。
こちらをみて8割理解できそうなら 飛ばして次へ。
単語は速読速聴・英単語 Basic 2400で、中学英単語パートを回しましょう。
英語力ゼロの方が渡航前にやるべきこと② 瞬間英作文の周回
瞬間英作文という言葉を初めて聞いた方がいるかもしれません。
短い日本語の文章をみて数秒以内に英語の文を作ります。
英作文と違い瞬間的に英語に訳す必要があるため実際の英会話の練習になります。
また重要英文法を用いて文を作るような作りになっているため、文法知識を実際に使えるレベルに落とし込むことが可能となります。
私はアプリの瞬間英作文を行いました。スマホでどこでもできるのと制限時間があるため、瞬間英作文のよさが最大限に生かされています。
音声も再生されるため画面を見なくても学習が行えます。私は渡航前にこれを3周することで、TOEIC465点まで高めて語学学校の中級コースにクラス分けされ、良いスタートを切ることができました。
ポイントとしては、必ず口に出して練習するようにしましょう。ここまでで最低限のやるべきことを述べました。
余力があれば次のステップをこなすことをおすすめします。
英語力ゼロの方が差をつけられる、高校英文法、英単語の事前学習
最低限やるべきことは終わりました。ここからはさらにステップアップする方法です。基本的な高校英文法、英単語は日常会話でも良く使われます。
さらにTOEICなどの試験でも、これらの知識があれば、あとは演習をこなせばすぐに600点が見込めるようになります。
文法に関してはこれ一冊で基礎は大丈夫です。
あらゆる場面で使える単語がバランスよく搭載されています。TOEIC単語も7割以上 抑えているので、日常会話、TOEICどちらにも対応できます。
私は高校英文法はざっと一周し、DUOについては3周しました。DUOは5周してもなかなか覚え切ることはできないので、渡航前はとりあえず3周ほど回し、
渡航後にもコツコツ取り組んでいました。
英語力ゼロでのスパルタ校留学は絶対に後悔します
英語力ゼロでも短期間で結果を出すひといるじゃないか!という声もあるかもしれませんが 、
入校するのがスパルタ校である場合は絶望的だといえます。
私は4ヶ月間スパルタ校を経験していますが、毎日8時間の授業があり、単語や文法を自習する時間はほぼないです。
私は上記の事前学習を全て行い留学しましたが、インプット時間が圧倒的に足りず、予習復習も間に合わずで、とても苦労しました。ここについては、以前記事を書きました。
TOEIC400点~600点の人はフィリピン留学で韓国資本のスパルタ校はオススメしない【4ヶ月滞在経験あり】
2校目のサウスピークでは授業は4時間で自習に6時間以上確保でき、これが一番バランスが よかったです。さらにサウスピークは事前学習から一人一人に学習サポートを行っており、 その日本語教材を授業で使うことも可能です。
まとめ 後悔しないためにも英語力ゼロでの渡航は避けましょう
英語力ゼロで渡航すると、貴重な留学時間を無駄にしてしまうという視点で論じました。留学期間というのは、たとえ半年だとしても矢のようにすぎていきます。
そうした中で文法や単語学習に時間を取られ、激しい後悔の念に駆られる人たちをたくさん見てきました。この記事を読んでくださったあなたには絶対にそのような後悔をして欲しくはないので、
この記事を読み終えた後、即英語学習を始めましょう。
本記事を読んだ後、英語学習を始めるのはほんの1%の人だけです。
その1%に入るかはいらないかはあなた次第です。
<ライター紹介>
2018年新潟大学教育学部卒業。留学前は大学生活中努力で何かをなしたことがなく、就活を前にそんな自分に絶望し変わるため、海外へ留学。現在はエンジニアとして働いている。TOEIC870 HSK6級を保持。
Twitter @samuraibrass