「就活で文学部は不利!」文学部が就活で失敗する理由と、失敗しないための方法

こんにちは、休学ラボのハジメです。

今回は、最初に少し僕の話をさせてください。

実は僕の大学での専攻は文学なんですが、この学部に入ってからというもの、周りの友人などから「文学部」であることをとても馬鹿にされるんですね。

例えば「文学部は就活で不利なのにどうして入ったの?」、「社会に出て役に立たない学問学んでどうするの?」と、かなりきつい口調で言ってくるんです。

正直、文学部はこういうのめっちゃむかついてます!

昔から歴史とか文学が好きだったからしょうがないじゃないか!好きな学問学んで何が悪い!って思ってしまいます。

ですが、友人達の指摘もわからなくありません。実際、大学で勉強していてこの勉強が社会の役に立つのかと言われると、何も言い返せません。さらに、就活では文学部というのが不利になるという話も先輩から聞いたことがあります。

そこで、インタビュー第二弾では「なぜ就活で文学部は不利なのか」、「どんな学生生活を過ごせば、文学部は就活で他学部と同じくらい戦えるようになるのか」という疑問を就活キャリアの執筆などで有名なトイアンナさんにぶつけてきました。

(インタビュー第一弾はこちら→「何者にもなれない」惨めすぎるノースキル大学生の末路と、そんな将来を迎えないための方法.

文学部は就活という場において不利。しかし、本人の行動次第

ーーこんにちは、休学ラボのハジメです。今回は「文学部×就活」についてのお話を伺いたいと思います。最初の質問ですが、文学部はどうして就活では不利だといわれてしまうのでしょうか?

そうですね。文学部の学生さんが、就活では不利というのは結果としてはあると思います。

ーーやっぱり就活では不利なんですね。

ですが、それは文学部の研究内容がビジネスに結びつかないというだけ、ではありません。

私は大学生から就活相談を受けているので、文学部の学生さんの話を伺う機会は多いんですね。

そこで相談を受けていて文学部の学生は就活の情報に疎く、かつパッションが低いという傾向があるとわかったんです。実際、こういう方は就活では不利です。

文学部ご出身者の多くは、そもそも就活解禁まで就活対策を一切しないんですね。ひどい時には、解禁してもプレエントリーまでに2か月かかったりします。(※プレエントリー:就職活動のプロセスの一つ。名前・大学名・TOEICの点数が主に聞かれる。ネット応募書類で、次の選考に進むための、正式なエントリーシートではない。)

また「自分が惚れこんだ企業にしかプレエントリーしたくない」と言って、ダラダラと企業選びをしているうちにプレエントリーの期限を逃してしまう、というケースもあります。

さらに、出版社で編集者になりたい方が非常に多いという傾向も見逃せません。

実は出版社の編集職へは、基本的に若干名しか採用しないんですよ。ところが、そこに万単位の応募者が集まります。

ーーー確かに周りの文学部でも出版社しかいきたくない人いますね……。

WEBライターなど、少しでも近似した職種へ応募していただければ良い方です。よくある話で、有名出版社だけを10社だけ受け、他にどこも受けなかったというお話を何度も聞きました。正直「宝くじを買うような高倍率の就活をが好きなのかな?」と思ってしまいます。

東大法学部生でも内定したら大喜びくらいの難関企業に、なぜ無条件で内定できると思えるのかと。

ですから特に、偏差値の低い大学にある文学部は弱いと言われます。これは文学部だからというわけではなく、文学部の人たちの就活に向けるパッションの問題です。

ーー厳しいお言葉をいただきました…。この記事を読む文学部の皆さん果たして息をしているでしょうか?笑

こうなってしまう1つの原因としては「学生さんが求人倍率を知らない」というのがあると思います。

普通、こういう就活情報を知っていたら「内定したらラッキー、だからとりあえず200社プレエントリーしておこう」という様に考えられるはずなんです。

企業の求人倍率のような情報はおそらく内定が決まっている学部の先輩たちと少し話せば手に入ります。就活に向けて勇気を出して、先輩達に就活のお話聞いてみてください。それだけで、就活に対する意識がかなり変わってくると思いますよ。

文学部で取得できる資格の多くは、就活では意味がない

ーーまた、就活で有利になると思って「司書・学芸員」の資格をとる学生が文学部にはかなり多いです。司書・学芸員って就活で評価されるものなのでしょうか?

その人達は、学芸員、司書になる気はないんですよね?

ーーないです。

それなら取る意味はないと思います。学芸員になるのであれば取らなければいけませんが、そうでないのなら、面接官に「なぜ学芸員資格をとったのか」と聞かれます。

さらに、「司書になりたくて資格を取得したなら、ウチの面接受けなくてもいいよ……?」と突っ込まれますから、嫌な思いをすると思いますよ。

ーーそうなんですね……。

ですが、同じ資格でも、医師免許や社労士なら別です。いわゆる難関資格と呼ばれるもの、合格率が5%を切るものに関しては「なぜ頑張ったの?」という事を含めて評価の対象になると思います。あるいは英語資格。TOEFL、TOEICの高得点が評価されますね。なぜそれらの資格が重宝されるかというと、社内で役に立つからです。

例えば、社労士の資格があれば、社内の人事部として活躍できますし、弁護士資格があれば法務部でのキャリアが開けます。また、TOEIC、TOEFLのスコアが高く、英語ができるのであれば、海外駐在が可能となります。

ですが、「司書、学芸員」の場合は、そのスキルが企業で仕事として活きることがないので、持っていても意味がないと思いますよ。

文学部の学生が就活で優位に立つには「英語」を最低限身につけて「お金×チームワーク経験」

ーーでは、文学部の学生は学生生活においてどうすべきなのでしょうか?

多くの企業で業務の一環として活用できる能力のひとつとして、英語力を身につけて下さい。

これがエントリーシートを通す最低条件です。英語力に追加してブログや前回のインタビューでもお話いたしましたが「お金を稼いだ経験」と「チームワーク経験」があれば就活を乗り切れると思いますよ。

ーー厚かましい質問かもしれませんが、具体的なアイデアとかってありますか?

具体的に「英語力」「お金を稼いだ経験」「チームワーク経験」を同時に積む経験の例であれば、「外国人向け日本ツアー」といった企画で仲間を集め、WEBサイトで集客してみたり、トリップアドバイザーでツアーを作ってみたりしてみるというのはいかがでしょうか? 

仲間集めが大変と考えるかもしれませんが、複数メンバーがいれば1人あたりの業務も少なくて済みますし、就活でアピールできますよ。
授業やアルバイトが忙しくてできないんだったら、時間を作るために就職浪人や休学を視野に入れるのもありだと思います。

ーーなるほど……。少しまとめると文学部がやるべきことは

  • 英語力
  • お金を稼ぐ経験
  • チームワーク経験

の3つですね。

私の感想としては先程提案していただいた「外国人向け日本ツアー」はとてもおもしろいと思いました。

というのもトリップアドバイザーにツアーを登録するのはとても簡単ですし、チームワーク経験に加えて、収益化させるためにマーケティングスキルなども磨かれるので、とても良い経験になると感じたからです。

また、このようなツアーづくりは歴史的背景から説明できる知識を持つ文学部だからこそできる活動だと思います。
この夏休みを利用して、文学部の人は挑戦してみるといいかもしれませんね。

ーー本日はありがとうございました!

今回話していただいたトイアンナさんへのインタビュー、寄稿記事はこちらです。↓

「何者にもなれない」惨めすぎるノースキル大学生の末路と、そんな将来を迎えないための方法(トイアンナさんインタビュー).
就活であなたは必ず学歴差別を受ける。ノースキル学生が学歴フィルターを突破する秘儀|トイアンナ氏寄稿

トイアンナさんのプロフィール

トイアンナ
大学を卒業後、外資系企業にて約4年勤務。600人以上の人生相談を受けた実績を基に独立。現在は「就職・転職」「女性の生き方」の領域を中心にライター、コーチング、マーケティングと広く活動中。ブログ『トイアンナのぐだぐだ』は月間50万PVを記録

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