〜面接がうまくいかない君へ〜総合商社内定者が語る、面接の対策と心構え

20卒の皆さん、こんにちは。春から某総合商社で働く予定のTedです。

今回は、就職活動における最大の鬼門、面接についての記事を書かせていただきます。

現在サマーインターンの選考も終わり、無事参加が確定した方がいる一方で、書類選考は通過したものの、初めての面接で落ちてしまったという方も少なくないはずです。

そのような方にこそ、是非この記事を読んでいただきたいです。

ネットを探せば、「面接対策」に関連した記事は、沢山あります。しかし、今回は私自身の経験に基づく、休学ラボでだからこそ提供できる、面接対策についてご紹介したいと思います。

確実に受かる面接対策はありませんが、「確実に評価が上がる」面接対策は、この記事にあります。

 

就職活動における面接の重要性

面接は筆記試験やエントリーシートよりも見られている

企業は、どんなに、綺麗な文章が書けても、どんなに難しい漢字や数学が理解できても、一緒に働きたいと思えない学生は採用しません。

つまり、就職活動における面接とは、筆記試験やエントリーシートでは測ることのできない、企業で働く上で必要とされる「適応力」を見ています。

この適応力を構成する要素は、企業によって全く異なります。

例えば、全国転勤が想定される企業では、どのような場所でも働く意思があるかを企業は確認します。コンサルティングファームの多くでは、論理的思考能力の有無を確認します。

以上の様な、企業における働きへの「適応力」を知るために、就職活動においては、現場社員自らが面接を行うのです。

面接での判断内容は、視覚70%、聴覚30%

面接では、耳で聞いて得られる情報よりも、目で見て得られる情報で、面接官はあなたを評価します。

面接であなたを判断するのは、機械ではなく人間です。よって、自分好みの見た目の人間に良い評価を付けるのは、良いかどうかは別として、人間として全く当たり前の行為です。

いうまでもなく、面接対策においては、ガクチカや志望動機をまとめ上げ、話す内容をしっかり準備することは大切です。

しかし、企業や面接官に合わせ、どのような話し方(目を見て話す、身振り手振り、相槌の打ち方、立ち振る舞い)、どのような見た目(髪型、服装、メイク、etc…)をするかを定めるかは、もっと重要なのです。

従って、面接において、社員に選ばれる学生に近づくためにも、以下の記事を参考にOB訪問を行ってください。

そして、どのような人が企業にいるかを知り、多くの社員に共通する話し方や見た目をコピーしてください。

これだけ読めば大丈夫!総合商社内定者が語る、上手くいくOB訪問のやり方

各面接が果たす役割

一般的な就職活動において、面接は3度行われます。

それぞれの面接が示す役割や、気を付けるべきことについて、以下を参考にしてください。

1次面接

1次面接の多くは、ネガティブチェックとなります。ネガティブチェックというのは、好ましくない学生を見つけ、選考対象から外す作業です。

ネガティブチェックで見られている要素も、先述の通り、視覚と聴覚に分かれます。

視覚:服装、髪型、態度

また聴覚も、話す内容と話し方に分類できます。

聴覚:話す内容(ストレス耐性、志望度、配属に対する対応力)話し方(話の長さ、言葉遣い)

視覚や話し方に関連する対策は、後程詳しく解説しますので、ここでは話す内容に関連する、ネガティブチェックについての解説を行います。

話す内容における最良の対策方法は、企業が望むであろう回答をすることです。

例えば、「うちはかなり体力を使う仕事もあるけど、大丈夫?」という質問に対して、

「いや、難しいです」

等と答えれば、その時点でアウトです。

何故ならば、「はい、どこでも大丈夫です」と答えるような学生であれば、体力を使う部署でも、使わない部署でも、どちらにも配属が出来るからです。

また、「うちの志望度はどのくらい?」と聞かれたときに、

「2,3番目」ぐらいです

等と答えれば、内定を辞退されるリスクが発生するため、面接官はあなたを、選考対象から外さなくてはなりません。

私の友人でも、「第一志望です」の一言が言えなかったために、内定を逃した学生が多くいます。

従って、ネガティブチェックにおいては、企業が好むような回答をすることを自ら考えることが不可欠です。

また、回答をする際も、回答内容が自らの体験に裏付けられているのが理想です。

例えば、「うちはかなり体力を使う仕事もあるけど、大丈夫?」という質問に対しては、

「はい。私は大学4年間、アメフトで週6日4時間の練習に耐えられたので、御社の仕事にも耐えられます」

といったような、説得力のあるエピソードが不可欠です。

2次面接

2次面接の多くは、ポジティブチェックです。

つまり、他の学生と比較し、秀でた点があれば、面接官はあなたを次の選考に呼びます。

ポジティブチェックを構成するのは、志望動機、あなたが学生時代に頑張ったこと、これまでの生い立ちなどです。

その際に不可欠なのは、自分自身を知る、自己分析です。自己分析については、ネットにも沢山の方法が載っていますが、私自身はこの本を使っていました。

 

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またポジティブチェックについては、エントリーシートを用いて、面接官が質問を行うので、エントリーシートで書いたエピソードに関連する内容を話せれば問題はありません。

エントリーシートに書かれていないエピソードを持ち出すことも可能ですが、説明に時間を要するため、あまりオススメできません。

私自身の経験からも、面接において、エントリーシートに書いていないエピソードを用いた企業は、選考通過率が非常に悪かったです。

また、エントリーシートに書かれた内容が学生と比較して、劣るようなものであれば、通過率は下がります。

従って、2次面接を通過するカギは、エントリーシートにあると言えます。

2次面接を通過するために不可欠な、エントリーシートの書き方については、以下の記事をご覧ください。

【20卒必見!】総合商社内定者が教える、通りやすいエントリーシート書き方

3次面接(最終面接)

3次面接の多くは、最終面接となります。

最終面接の大半は、志望度チェックです。

内定を与える予定の学生に対して、内定辞退を防ぐために、最後の入社意志確認を行います。

例えば、「うちは業界1位じゃないけど、大丈夫?」とか、「他社の~社から内定を貰ったらどうする?」といったような質問が想定されます。

その際には、競合他社や他に選考を受けている会社を比較した上で、その企業を褒めちぎってください。

例えば、「確かに~社は、業界1位ですが、OB訪問した結果、~社の方々よりも、御社の方々と一緒に働きたいと感じています」等といった、企業大好きアピールをするのも良いでしょう。

人は雰囲気が7割

先述した通り、「面接が視覚が7割」といいましたが、これには根拠があります。

選考が進むにつれ、1次面接よりも、2次面接においては、より雰囲気が似た学生が集まっていました。

そした、様々な企業の内定者や社員に会った印象ですが、大体同じような雰囲気を持った人が集まっています。

例えば、多くの商社では、前髪を上げた、色黒のキン肉マンが集まっています。また、渋谷ヒカリエに本社を構える、某メガベンチャーの説明会に行った際には、ジーンズにメガネという社員が大半でした。

清潔感のある見た目を!

どのような業界にせよ、清潔感の無い学生は落とされます。私は2次面接で不潔な人を見たことはありません。理由は簡単です、1次面接で不潔そうな人は、ほぼ全員落とされているからです。

例えば、鼻毛、眉毛等のケア、シャツのアイロンがけ、スーツの埃、ネクタイのしめ方、眼鏡でなくコンタクト、パーマ、染髪、etc…

これらを少し変えるだけで、面接官に与える第一印象は大きく変わります。

喫煙者の方々や、体臭が気になる方は、ニオイ対策も行いましょう。どんなに見た目が清潔でも、ニオイで全てが台無しということもあります。

私の友人にも、喫煙者であったことから、面接官に「うち、社内禁煙だから、喫煙者雇わないんだ」と言われ、選考から外れた学生もいます。

笑顔や挨拶は必須

笑顔や挨拶は、対人のアルバイト経験があれば当たり前のことですが、面接の時こそ忘れてはいけません。

特に、証券や銀行など、対人営業が多い企業であれば、客先に良い印象を持たせる学生をより好む傾向にあります。

また、面接後に、「本日はお仕事がお忙しいところ、面接の機会をくださり、ありがとうございました。」ぐらい言えれば、より高い評価に繋がるでしょう。

業界・企業にあわせた服装で!

大手メーカーや総合商社に代表される、いわゆる日系企業においては、濃紺のリクルートスーツと、黒の革靴、腕時計が必須です。

スーツや靴は、洋服の青山やAOKIのもので全く問題ありません。むしろ、高すぎるものを身に着けていると、面接官の評価は下がります。

また、男性であれば、業界や企業によって、髪型やネクタイで雰囲気を変えることもオススメです。

商社の選考には、前髪をかき上げ、ワックスで固めた髪をした学生が多かった印象があります。また、私自身、某商社の選考を受ける際には、シンボルカラーである、赤のネクタイを用いていました。

そして、ベンチャー・外資系企業であれば、私服で面接に来ることを指定されることが多いです。

その際には、オフィスカジュアル(襟付きシャツ、ジャケット、チノパン)で面接に行くことをオススメします。

私は日系企業ばかりうけていたので、スーツ姿で某外資コンサルの面接に行った際には、「私服で来てって書いてあったよね?」と怪訝な顔で言われることもありました。

その企業からは、後日不採用通知を頂きました。

単にキチンとした格好をするのでなく、企業や業界に適した、TPOをわきまえた服装をすることが、内定に最も近づくための方法なのです。

基本的な見た目やマナーについては、あまり自身の無い方は、以下の様な書籍を利用することもオススメです。

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その話し方、大丈夫ですか?

面接において、見た目が7割と書きましたが、話す内容の30%を侮ってはいけません。

何故ならば、多くの学生は、見た目の70%をクリアしている状態で面接に臨むからです。

従って、話し方にも工夫が必要です。

初歩的な部分で言えば、敬語とアンサーファーストです。

敬語に自信のない方は、以下の記事を参考にしてみてください。

脱・学生言葉 敬語を正しく使おう

アンサーファーストというのは、聞かれた質問に対して、最初に直接の答えを回答することです。

例えば、「学生時代に頑張ったことは?」

と聞かれた場合は、「私は学生時代は、ラグビー部に所属しており、このような困難に直面して~」と答えるのではなく、一言で「ラグビー部における戦略策定です。」と言い切り、そこから詳細について述べるというものです。

また、面接だからといって、あまりにかしこまることは逆効果です。面接といえど、本質は会話であり、人と人のコミュニケーションです。

例えば、会話をする際、全くの無表情や、話に抑揚が無いのは、あまりにも不自然です。

話すスピードに関していえば、速すぎたら内容は覚えていられないし、難しい言葉を並べすぎると相手は理解してくれません。

特に、就活生に多いのは、話が長いという学生です。自分が話すのは、最長でも連続30秒までにしてください、そして、相手の反応を待ってください。

普通の会話も、相手に話すことと、聞くことをベースに成立しています。あくまで、人間とはな

私自身は、OB訪問を重ねることで、社会人とどのように会話をすれば良いかを、体で身に着けました。

 

ブラックボックスな面接よ!さらば!

面接における最大の問題とは、面接官が学生をどのように評価しているかがわからない点です。私はこれを、「ブラックボックスな面接」と呼んでいます。

正直に言うと、私がこの記事で一番伝えたいことは、この「ブラックボックスな面接」への勝ち方です。

私は大学4年間で、先輩たちが「何で俺が落ちたのかわからない・・・」と涙している場面を、毎年見てきました。私は、このような状況に陥らないために、企業がどのような学生を落とすのか、逆に言えば、どのような学生を通過させるのかを、社員から聞き出しました。

企業がどのように学生を評価をしているかを知らずに面接に臨むことは、野球のルールを知らずにプレイするようなものです。

しかし、一見するとブラックボックスな面接も、OB訪問を通じて、ホワイトボックスな面接にすることが出来ます。

何故ならば、面接を担当するのは現場社員であり、一定数の割合で、面接を担当した経験を持つ社員が存在するからです。

よって、OB訪問をした際に、面接経験のある社員を紹介してもらえば、面接経験のある社員から、その企業がどのように学生を評価することを聞き出すことができます。

しかし、面接経験のある社員にたどり着くのは、そんなに容易いことではありません。だからこそ、何度もOB訪問を重ね、その社員にたどり着いた学生だけが、ブラックボックスな面接から脱却することができるのです。

まとめ

面接で評価される点は、企業・業界によって、全く異なるため、普遍的な正解というものは存在しません。しかし、先述した通り、身だしなみや話し方を変えてみたり、OB訪問を通じて企業が求める人材を知ることで、面接を有利に進めることはできます。

また、面接も、エントリーシートなどと同様に、何度も実戦経験を積むことが肝要です。私は、インターン選考を含め、就職活動中に50社の面接を受けました。当初は、1次面接で落ちることが多々ありましたが、、数を重ねることに通過率も上がったことから、数を重ねることは決して無駄ではないと確信しています。

多くの就活生の皆さんにとって、この記事が参考になり、本選考で内定を勝ち取っていただく一助となれば幸いです。