3社の長期インターンを経験した僕が語る大学生がインターン先を選ぶときの注意点やメリット
こんにちは、休学ラボのハジメです。今回は最近流行っているインターンについて記事を書きたいと思います。
「大学生のインターンってどんなものなんだろうか?」
「インターンするメリットってどんなものがあるのか?」
などなど、疑問を持っている大学生は多いでしょう。また、それにあたって僕が行っていたインターンを簡単に紹介すると
・語学学校でのWEBサイト運営インターン(半年)
・渋谷でWEBエンジニアインターン(半年)
・六本木でSEOコンサルインターン(2ヶ月目〜継続中)
と3社ほど長期インターンを経験しました。また、サマーの短期インターンも参加しており、その辺についても書ければなと思っています。
INDEX
大学生のインターンとは
インターンシップとは、端的に言えば、学生が就業前に企業で「就業体験」をすることです。実際に行う業務に近い業務を行う事ができます。
短期インターンと長期インターンはどう違うのか
短期と長期インターンでは性質が大きく違います。短期インターンは、どちらかと言えば就職活動における選考の一環として行われます。一方、長期インターンは就業体験(労働)としての役割が大きく、アルバイトに近い感覚で取り組むことができます。
・短期インターン:選考の一環
・長期インターン:労働
どちらが良いというのは明確にはありませんが、個人的には長期インターンはできるだけ早いウチから始めるのがオススメです。短期インターンでは内定に直結するものも多いため、かなり厳しい戦いになります。
しかし、短期のものと比べて、長期インターンは倍率も少し低めで、簡単に就労経験を積むことができます。
例えば、僕が行っていた語学学校でのWEBサイト運営のインターンではワードプレスの使い方や、記事の書き方まで様々なことを教えてもらいながら働くことができました。
ですが、僕が参加したサマーインターンでは、もちろん選考の一環ですので、作業や仕事をするわけではなく一週間みんなで課題について議論を行っていました。
このように、両者には大きな違いがあります。
大学生がインターンをするメリット
さて、上の段落では短期と長期インターンの違いについて話してきましたが、次は長期インターンを行うメリットについて見ていきたいと思います。
就職でのガクチカづくり
まずは「就職活動でのガクチカづくり」になります。なんでもかんでも就職活動目的にするのは良くないとどこかから批判が飛んできそうですが、ちゃんとインターン先で成果を残せれば、ちゃんとした学生時代頑張ったことになります。
また、インターンに取り組んでいる大学生は少ないため他の学生との差別化にも繋がります。
自己分析/業界研究に役に立つ
また、自己分析や業界研究にも役に立ちます。特に業界研究においては、その業界全体をインターンという立場から、上司や他の社員などに直接色々な話を伺いつつ進めていけば、知らぬ間に他の学生よりも特定の業界についての知見は溜まっていくでしょう。
また、その業務を自分で体感することによって、その業界の抱える課題や将来について知ることができます。そのため、就職活動においても、面接の場では実体験を伴った話をすることができます。
さらに、自己分析でも役に立ちます。正直なところ、実際に業務を体験してみないことには、どんなにOB訪問を繰り返そうと、自分の向き不向きや好き、嫌いというのは絶対わかりません。ですので、一度会社で働いてみることによって自分への理解が深まるでしょう。
僕は長期インターンで、WEBサイトの立ち上げ、運営、SEOコンサルの仕事を経験させてもらいましたが、「WEB」は僕にとっては本当に面白いなと実感することができましたし、いまではかなり強みにもなってきています。また、それらの経験が評価されたのか実際WEB系の大企業やベンチャーのいくつかから内定をいただくことができました。
そういう点で、長期インターンは自己分析や業界研究にも大きく役に立ちます。
大学生がインターンをするデメリット
しかし、長期インターンにはいくつかのデメリットもあります。
拘束時間が長い
多くのインターンに共通することですが、かなり拘束時間が長いです。応募要項にも半年以上、週3日以上のコミットを求めてくる企業もあります。そのため、都内の学生以外の場合だと休学や留年をしないといけない人もいます。
学業への影響
上記のように多くのコミットが求められる長期インターンでは、学業がおろそかになってしまいがちです。ですので、学業にちゃんとコミットするためにも休学をしてからインターンなどに取り組んでみるのが個人的にはオススメです。
大学生の長期インターンの注意点
次は長期インターンの注意点についてみていきたいと思います。
目的目標を持たないとただのアルバイト
また、インターンでは、最初からある程度目標や目的を定めておくのが良いです。
例えば、もしいまこの記事を読むあなたが、「やりたいことがない、どうしたらいいだろう」という悩みを抱えている学生は、「とりあえずなんでもやってみる」といったざっくりとした目標を立てることができます。
そうすると、インターン先でどんな仕事が降ってきたときでも、全力でコミットすることができます。
また、就職活動にも役立てるうえで、明確な数字の目標があると良いです。例えば、営業のインターンをするのだとしたら「売り上げ30万円」といった具体的な数値目標を掲げましょう。それに向かって努力した工程を就職活動では話すことができます。
インターンでも、そのような目的、目標を持たなければ単なるアルバイトになってしまいます。待っているだけでは大きな仕事は降ってきません。
学業には支障をきたさないように
都内の学生では、長期インターンや就職活動、学業の三つを両立させようとしている人も多いですが、それで単位を落としてしまっては元も子もありませんので、お気を付けくださいね(笑)
大学生がインターンで重視するべきポイント
やりたいことをやる
まずは、いまふと思い浮かぶorやってみたいなーと思う職業があればそれに挑戦してみるのが良いでしょう。まずは行動することが大事です。というのも、インターンなどやっておくことで、就職後のマッチングミスを減らすことができるからです。
「憧れでマーケティング職を志望して、実際に働いてみたがあまり面白くなかった。営業のほうが向いているかもしれない。」という話もよく聞きます。そのような事態をできるだけ防ぐためにも、今あこがれている職業に近しいインターンに応募してみるのが良いでしょう。
私自身、エンジニア職を希望していた時期がありましたが、実際エンジニアインターンに取り組んでみて、営業職やマーケティング職のほうが面白いと感じた、またエンジニアが向いていないと感じたため、文系職志望で就職活動を行いました。
さらに、私は海外でのインターンを行っていましたが、そこで楽しく働くことができたため将来も海外を軸にして働けたらな、と将来のビジョンを明確にすることができました。
ですので、海外で働きたいと思っている学生は海外インターン、エンジニアになりたいと思っている学生は、エンジニアインターンを、マーケティングをやってみたいと思っている学生はマーケティングインターンをしてみるのがおすすめですね。
オススメは中規模ベンチャーからスタートアップに行くのが良い
次に、これは3社ほど長期インターンを経験してきた僕からの提案なんですが、もしどこにも行きたい場所が見つからなければ最初のインターンとしては100人以上の規模の中規模ベンチャーに行くのが良いでしょう。
というのも中規模ベンチャーは人も足りていないところが多く、インターンの募集が多いです。
さらに、ノウハウやマニュアルなどもある程度あるためすべて吸収すれば、次にスタートアップなどでインターンするときは、バリューを発揮しやすいです。
もし時間があれば、中規模ベンチャーで少し働いてみてから、スタートアップに行ってみるのがおすすめです。
まとめ
それでは今回のまとめといきましょう。長期インターンのメリットはこの二つです。
就職でのガクチカづくり
自己分析/業界研究に役に立つ
しかし、デメリットとして長期インターンはコミットしないとあまり成果を残しづらいものです。企業としてもあまりコミットできない人に大きな仕事は任せたくないですからね。
ですので、一度休学や長期の休みを取って長期インターンなどに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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