【北欧留学】休学してデンマーク留学をしているChikaさんのフォルケホイスコーレ体験談

留学と聞いてアメリカやオーストラリアをイメージする方は多いと思いますが、今回は休学して北欧デンマークに留学しているChikaさんにインタビューをしてきました。

デンマークという国を選んだことだけでなく、ちょっと変わった留学方法を紹介してくださったので、留学に興味がある方は要チェックです。

「人生の学校」フォルケホイスコーレという留学方法

――はじめまして。休学ラボのkoheiです。早速ですがフォルケホイスコーレ(以下”フォルケ“)とは何なのでしょうか?

「すべての人に教育を」のコンセプトのもと創設された北欧独自の教育機関です。

現在約70の学校があり、それぞれが特化された科目を持っています。

それでも知を蓄えるということや、民主主義を育てる場所ということはどの学校でも一貫していますね。

「人生の学校」と言われています。全寮制で、食事も含まれているところが特徴です。共同生活もひとつの勉強ですね。

――そうなんですね。具体的にはどんな勉強をしていたのですか?

元々政治学に興味があり、デンマークの民主主義政策や国際問題について学べる学校に通っています。

他にも歌やダンス、アウトドアライフなどの変わった科目も選べるんですよ。2週間に1度あるグリーンムーブメントという授業では屋外でストレッチなど身体を動かしたり、ゲームをしてみたりと日本ではあまりないような授業があるのが面白いです。

一週間のスケジュールの一例です

 

――それは変わっていますね。あまり日本では馴染みがないフォルケですが、どうやって知ったのでしょうか?

元々北欧で民主主義の勉強をしたいと思っていて。学費や勉強内容などを考えて、自分に合う方法はないものかと調べているうちにフォルケという方法を知りました。

確かに日本語での情報はあまり多くなく、英語のサイトから情報を得ることが多かったです。

ただ日本語サイトもいくつか存在していて、学校選びの参考にしていたのは存在するフォルケを探すことができるIFASですね。

フォルケの中でも学校ごとに校風が全く異なり、アカデミックな勉強よりも自分を見つめる時間にするといった学校もあったりします。

ですので、ここで自分の学びたいことから絞って学校選びをしました。コペンハーゲンから40分ほどの場所にありアクセスは良いです。

あとはフェイスブックのコミュニティに入って情報収集をしていました。

非英語圏での留学。英語力は伸びた?

――休学して海外に行く人は英語力を伸ばしたい方が多いと思うんですが、タキザワさんは意識していましたか?

フォルケの授業は英語(デンマーク人クラスではデンマーク語)なので、フォルケを通して伸びたというよりもそれ以前に英語力はつけておく必要がありました。そのためまずはアイルランドの語学学校で3カ月間勉強してからフォルケに入学しましたね。

北欧に興味があるからというのもあるんですが、ヨーロッパが好きなんです。EU内は飛行機も安く距離も近いので、ヨーロッパの学校に通うことで留学後には1カ月半かけていろいろな国を旅できました。ヨーロッパで英語留学をするならイギリスが定番だとは思うんですが、学費の高さや日本人が多いということでアイルランドにしました。

アイルランドは訛りが強いと言われたりもしますが、語学学校の先生は皆キレイな発音をしていたので学校生活で訛りに苦戦したということは全くなかったです。

――フォルケにおいても事前に英語力を上げておく必要があるんですね。

フォルケは英語を勉強するところはなく、英語で勉強するところなので。多少英語が苦手でも授業に参加はできますが、自分の英語力不足で授業内容の理解がきちんとできないことがあり、とてももどかしいです。

また語学学校ではないので間違った英語を話していても誰も指摘してくれません。なので英語力アップが目的なら語学学校のほうがいいなと思います

北欧なのに格安!?気になる留学費用

――留学の決断に、お金ってすごく大事だと思うんです。ズバリいくらかかりましたか?

私は1月~6月の6カ月間のコースで80万円でした。これにアイルランド語学留学費用と飛行機代がかかってくるといった感じです。80万円には宿泊費、食事が平日3食、土日2食が含まれているので、生活費はほとんどかからないです。休学費用は別途6万円を納付しています。

――物価の高い北欧で食費込みは助かりますね。私もデンマークを旅したことがあるのですが、食費と宿泊費が高すぎて辛かった思い出が…。北欧は土地が高いので家賃だけでそれくらいの価値がありそうですね。

生活費を考えると学費はかなり安いと思います。一般的な欧米留学と比べてもかなり手頃にチャレンジできると思いますよ。

――費用はご自身で?

はい。貯金と親からの支援・借金でやりくりしています。

「休学」についてとこれから

――休学することに対して抵抗はありましたか?

なかったです。在学中にフォルケをするなら休学は絶対必要だと思っていたので抵抗はなかったです。たった1年卒業を遅らせたところで世の中ってそんなに大きく変わらないなって思って。それで1年やりたいことができるって良いなと思うんです。

兄も休学してアメリカ留学をしていたので、家族も抵抗はなかったようで反対はされず背中を押してもらいました。

――タキザワさんは秋学期から休学をされていて、アイルランド3カ月、デンマーク6カ月を過ごされますが、その後のプランは決まっていますか?

まだきちんとは決まっていません。せっかくデンマークに来て色々な勉強ができているのでこのままここでボランティアしようかなとは思っています。ただ世界一周を念頭に置いての欧州渡航だったので、時間をかけていろんな場所を旅するのもいいかなと。

日本食パーティーを行った時の写真

休学を考えている人に向けて一言

――これからフォルケにチャレンジしようと思っている人にメッセージをお願いします。

フォルケ、めっちゃ楽しいですよ(笑)

人はみんな平等だって考えが染みついているので、先生も友達もみんな優しい。

一旦立ち止まって、時間を作るにはおすすめの方法です。

最後に強調しておきたいのは、同じフォルケでも学校によって全く雰囲気が違うところ。

これがフォルケだ!という模範解答はなくて、のんびり学ぶ学校もあればしっかり勉強する学校もあります。

重要なのは何を学ぶかではなく、なぜ自分はフォルケホイスコーレにいるのかを考えることかなと思います。まさに自分を見つめ直す学校、人生の学校だなあと実感しています。

自分に合った学校選びが重要になってくると思いますね。

――フォルケにもいろんなスタイルがあるんですね。貴重なお話ありがとうございました。

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以上がフォルケホイスコーレに関するインタビューでした。

ワーホリ以上に事前の英語学習の重要性を感じますね。

事前の英語学習に関してはコチラの記事で紹介しています。