大学生が、身につけるべき能力は「本質を見抜く力」だ。〜就活に役に立つ本シリーズ①〜

こんにちは、休学ラボのはじめです。そろそろ春休みですね!

今春休みに入って多くの大学生が、海外旅行に行ったり、インターンしたり、読書に勤しんだりしていると思います。ですが、皆さんなぜ、それらをしているか理由はありますか?

「就活の役に立つから」「先輩にいろいろ経験しておいたほうが良いよといわれたから」「なんか本で読んだから」いろいろ理由はあるとおもます。

では、どうして「学生のうちにいろいろ経験しておいたほうが良いよ」と言われるのでしょうか。
その答えは「本質を見抜くため」なのですが、これだけでは伝わらないと思うので、詳しく説明していきたいと思います。

本質を見抜く為に必要な「具体化と抽象化」

まず「本質を見抜く」為に知っておくべき言葉は「具体」と「抽象」という言葉です。
まず、具体の言葉の意味とは

物事が、直接に知覚され認識されうる形や内容を備えていること。(デジタル大辞泉)

と辞書には書かれている通りで「具体=わかりやすいもの」として使われています。

僕らが「具体」という言葉を使うときは、なにか他人に説明するときに「具体的には..」などの文脈で相手に理解してもらいたいときに使うと思います。

例えば「英語力を上げるためには、コツコツ勉強することが大事です。具体的な例を挙げると、音読、単語の暗記、、云々」となります。(この文自体も具体例ですね)

逆に「抽象」という言葉はわかりにくいもの、として多くの人が使っていると思います。辞書から引っ張ってくるとこのような意味でした。

事物または表象からある要素・側面・性質をぬきだして把握すること(デジタル大辞泉)

この文自体も抽象的でわかりづらいので、少し簡単にすると抽象と言うのは「理論化・体系化されたもの」を表す言葉で、ある種のパターンや法則のことを指します。

デザインで言えば「デフォルメ」などがそれに該当するでしょう。

そして、今回「本質を見抜く力」を身につける為に必要になってくるのがこの「抽象化」なのです。

抽象化=アナロジー思考=本質を見抜く

最近流行りのビジネス本などでよく取り上げられるのは「アナロジー思考」というやつですが、それはこの抽象化を横文字にしてかっこよくしたものに過ぎません。

また「抽象化する能力」が今回のタイトルにもある「本質を見抜く力」になります。つまり、大学生はこの「物事を抽象化する能力」を身につけるべきということです。

「抽象化する能力」を身につけるメリット・デメリット

では、この「抽象化する能力」を身につけることにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

メリット

抽象化することによって、ある事象の本質・法則をつかむことができるので他の事に応用できますし、成長スピードも上がります。

たとえば、かの剣術の達人として有名な宮本武蔵は大変達筆でもあったと言われています。ここから見えてくるものは、宮本武蔵は「体のどこを動かせば、どう動くか」という本質を見抜いていため、書道でも筆の運び、力の入れ具合をすぐに理解できました。

このお陰で、一見なんの関わりもないような「剣術と書道」のどちらも有名になることができたと仮説を立てることができます。

また、更に卑近な例で言うと、室伏広治の始球式みなさん見たことありますか?あれは非常に興味深いです。というのも、室伏広治は砲丸投げで有名な選手で、野球に関してはずぶの素人。

にも関わらず、131キロの豪速球をストライクゾーンに叩き込みました。

https://youtu.be/0G9sXChu7kQ

筋肉の量などもあるかもしれませんが、これも先程の宮本武蔵の例同様、体の使い方という本質を見抜いていた事によるものだと考えられます。

このように、本質を見抜くことによって、一見何の関わりもなかったような物をつなぎ合わせることができるので本質を見抜かず、ゼロベースで始めたときよりも圧倒的に成長スピードが早くなることが期待できます。

大学受験の例をとって見てみるとわかりやすいかもしれません。たとえば、僕は大学受験死ぬほど勉強したので、勉強のコツ(本質)を理解した御蔭で、半年で偏差値20くらい上げることに成功して、第一志望の大学に入学することができました。

そこで、僕は勉強のコツ(本質)を理解することができたので、大学入学後フィリピン留学した時に、そのコツを使ってTOEICの点数を400点から810点まで上げることができました

このように、何か1つの本質をつかむことで成長スピードが大きく挙げられるというメリットがあります。ではデメリットを見ていきましょう。

デメリット

本質が見えていない人にはどのようなことがおこるかというと、ある物事を抽象度の低い視点からしか捉えることができないため、すべての事柄が違って見えます。

例えば、あの人は高学歴だからTOEICの点数をすぐに上げられたんだ。だが、ぼくは低学歴だから無理だと、考えてしまいます。そこに勉強の本質があることに気づかず、自分は彼らと違うからという理由で英語の勉強からとおざかってしまったりします。

さらに、どんな物事を始めるにしてもゼロからのスタートになってしまうので、本質を掴んでいる人に比べると成長スピードが遅くなってしまうこともあるでしょう。

本質を見抜く力を身につけるためにすべきこと

ここまで、見てきて、本質を見抜く力の重要性は少し理解できたとおもいます。

では、どうすれば僕らは本質を身につけることができるのか。それは、冒頭に述べたように「たくさんの経験をつむこと」です。

ですが「たくさんの経験」を積むだけでは足りません。どうすればいいのか。それは「その経験の中から共通点を見つけること」です。

例えば、営業のインターンをするにしても、マーケティングのインターンをする時も、可愛い女の子に声をかけるときも結局大事なことは「他人のことを考える」という視点であったり、、という本質をつかむことができれば、本質部分が同じ事であれば、1の本質を知って10を知ることも可能になります。

まとめると、大学生は積極的に本を読んだり、映画見たりインターンしたり、恋愛してみるのが一番いいです。ですが、ただ漫然と行動するのではなく、本質をつかむ為に「結局これはどういうことなんだろう」という自問を常に繰り返して「本質を常に見抜く努力」をしてみるとより充実した春休みを送れるでしょう。

就活生にオススメの本①

今回のお話は、この本を元に書きました。漫画調になっており、すごくサクサク読める上に、内容が実用性に優れており、常日頃から本質について目を向けられるようになってきます。

これは僕の肌感ですが、優秀な社会人との会話の中では本質的な議論が好まれる傾向にあります。今後、OB訪問などで社会人の方と色々話す機会がある場合は、ぜひこの本を読んで、相手の話の本質を見抜けるようになれば、相手からも「一味違った学生」だなと見せつけることができるかもしれません。

具体と抽象 Kindle版:
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