【20卒必見!】総合商社内定者が教える、通りやすいエントリーシート書き方

 

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20卒の皆さん、こんにちは。春から某総合商社で働く予定のTedです。投稿5回目ということもあり、そろそろ皆さんに覚えて頂けた頃かなと思っています。

6月になり、サマーインターンの募集や選考も始まって、皆さんが初めてのエントリーシート(以下:ES)を書く機会が増えている頃かと思います。

今回はタイトルの通り、皆さんが悪戦苦闘しているであろうESの記入を、この記事がちょっとでも楽にできればと思います。

エントリーシートってなんで重要?

就職活動において私は、面接対策やグループディスカッション対策よりも、何よりも、ES作成に時間を費やしました。その理由を以下でご説明します。

前回の記事でも述べた通り、サマーインターンの選考フローは以上の通りであり、基本的にこのフローは、本選考でも同じです。

つまり、ESとウェブテスト通過者(書類選考通過者)のみが、面接に進むことが出来ます。よって、ESとは就職活動における、確実に乗り越えねばならない最初の関門です。

だからと言って「私は書類選考通過したから大丈夫!」という風に、調子にのってはいけません。

何故ならば、ESは書類選考通過後も、ずっと貴方の評価基準になるからです。まず、書類選考通過後の面接はESの内容に基づいて行われます。その際に、面接官にとっての、貴方の第一印象はESの内容によって決まります。

例えば、集団面接を行う際に、自らの経験に基づいた志望動機をESに書いているAさんと、コピペのような志望動機をESに書いているBさん、どっちの話を面接官は聞きたがるでしょうか。

当然Aさんとの会話時間が長くなり、Aさんは高い評価を得る可能性が高くなります。

恥ずかしい話、私自身も、ある企業のインターンに手抜きのESを提出して、運よく面接に呼ばれましたが、面接官は私の話に対して、終始興味のない素振りをしていました。

また、面接において同じ評価をつけたAさんとBさんがいて、どちらかを採用しなければならない場合、ESの内容がより優れた人が選ばれます。

以上より、良いエントリーシートを書くことは、書類選考だけでなく、その後の選考においても不可欠です。

エントリーシートでは何が見られている?

エントリーシートでは、以下3つの内容が頻繁に聞かれます。これらの設問を通じて、企業は貴方の何を知りたいのでしょうか?

それぞれの設問について、分析して考えてみましょう。

学生時代に力を入れたことは?

この質問は、就職活動における鉄板質問であり、通称ガクチカと呼ばれています。

この質問で企業は、2つのことを知ろうとしています。1つ目は、貴方のモチベーションの源泉。2つ目は、貴方がその志望する上で、最低限しておくべき経験をしているか否かです。

1つ目に関して言えば、ガクチカには、貴方が学生時代に力を入れたことだけでなく、その時に頑張れた理由を記述することが理想とされます。企業はこの質問を通じて、貴方が仕事を継続的に頑張ることができるか否かを確かめます。

2つ目に関して言えば、その企業に入る上で、最低限のスペックや志を持っているかを調べます。例えば、総合商社を志望する上では、学生時代にリーダーシップを発揮した経験や、異なった文化背景を持つ人と、目標達成をした経験が不可欠です。

志望動機は?

この質問も鉄板です。この質問で企業は、2つのことを知ろうとしています。

1つ目は、「貴方の企業への忠誠心」です。2つ目は、「貴方が企業のことを理解しているか」を確かめるためです。

1つ目に関して言えば、企業は高いコストを支払って、貴方を雇うことから、入社後すぐに辞められてしまったら困ります。よって、志望動機を通じて、貴方が企業に対して、どれだけの忠誠心を持つ人間かを確かめようとします。

2つ目に関して言えば、特に大企業であれば、数多の学生が志望します。その中には、単に「大企業だから」という理由で志望している学生も、少なからずいるはずです。よって企業は、そのようなミーハーな学生を面接に呼ばないために、企業について的確に理解しているかを調べます。

今までの人生で最大の失敗をどのように乗り越えた?

この質問で企業は、貴方のストレス耐性を調べようとしています。ビジネスにおいては、様々な理不尽や困難に直面することがあります。その際に、簡単に辞めてしまうような人間が来られると困ってしまいます。

よって、この質問を通じて、貴方が仕事で感じることが想定されるストレスに耐え得る人材であるか否かを確かめます。

設問に関わらず、エントリーシート通過率を上げる工夫とは

エントリーシート記入の際に気を付けるべきことを挙げれば、きりがありません。何故ならば、企業ごとに設問の種類は全く異なるからです。

しかし今回は、どの設問においても私が常に意識していた、以下の3点をお伝えできればと思います。

「全国大会1位の経験」「2000人規模の学生団体リーダー経験」といったエピソードが無い学生でも、下記の点を意識できれば、エントリーシートの通過率は大きく上昇します。

通過者のエントリーシートをまねろ!

他人の真似をすることに抵抗がある方もいらっしゃるかと思われます。しかし、就職活動においては、貴方(学生)が納得する文章を書いても仕方がありません。読み手(社会人)が納得する文章を書かなければなりません。

従って、社会人が納得する文章を書く為には、過去に社会人が納得した文章がどのようなものかを知る必要があります。

外資就活Onecareerというウェブサイトには、企業名を検索すると、過去の書類選考通過者のESが公開されています。これらのESを参考にすることで、書類選考に通過する学生は、どのような点に配慮していたかを学ぶことができます。

例えば、文字数(200字以内と)記載されたESには、書類選考通過者のほぼ全員が198字から200字は書いています。

沢山素振りをしろ!

今の時期から、様々な企業の夏インターンや、早期選考にESを提出して、沢山素振りをしてください。就職活動においては、通過しやすい内容のESと、そうでない内容のESがあり、その内容は業界によっても異なります。

私自身、総合商社の選考においては、国内のサークル活動よりも、海外インターンや留学経験などの海外経験について書かれたESの方が、書類選考通過率が良かったことを、発見しました。

現在、五大総合商社で勤めているTatsukiさんも、同様のエピソードを就職活動で用いていたようです。特に、総合商社志望の方は、是非以下の記事もご覧になってみてください。

【ワーキングホリデー+海外インターン】五大総合商社に内定が決まったTatsukiさんの休学体験談!

【海外インターンの裏側】就活・英語力・費用について総合商社内定した僕がすべて暴露します

よって、現時点で様々な企業に、様々なエピソードを用いたESを提出することで、どのようなエピソードを用いたESが通過しやすいかを検証し、ESの内容を改善することができます。

また、志望企業の内定者に、ESを添削してもらうこともオススメです。何故ならば、彼らは合格したESを書いた人間です。また、就活についての記憶も新しいため、アドバイスなどの説得力も全然違います。

老若男女がわかるように書け!

あなたのエントリーシートは、男女問わず、20代の若手社員から、60歳を超える役員が見ることになります。

その際に、60歳の役員が、SNSマーケティングについて知っているでしょうか?営業の社員が、原子力の専門的な技術について知っているでしょうか?

勿論、自分の頑張った経験については書くべきです。しかし、そのような経験も、相手に理解されなければ全く意味がありません。

つまり、中学生が読んでも理解できるようなエントリーシートを書きましょうということです。

「学生時代に力をいれたことは?」の通過率を上げるための3つの方法

鉄板の設問である「ガクチカ」攻略法を、大手自動車メーカー内定のAさんのESに沿って解説します。※転用厳禁です

私のベトナムにおけるインターン先であった、現地の中古車ディーラーにおける、新規顧客開拓を行うために飛び込み営業です。

将来的に海外で仕事をしたいと感じていた私は、海外における実務経験を積むために、この企業で営業としてインターンすることを決断しました。

当初はテレアポによる営業を中心としていましたが、契約が1つも結べず、帰国を考えたこともありました。

しかし、自動車展示会を訪れた際に、その場で商談が取り交わされている様子を目の当たりにし、いかなる国や地域にでも商売の根底にあるのは、顔の見える繋がりであることを学びました。

そして、私も自動車需要のある企業、50件に自ら飛び込み、事業説明を行い、その場でカタログを用いた案内や、対話を重ねることで相手の要望を引き出しました。そして、対話を通じて得た反響を社内で共有し、購買欲を刺激するようなオプションで付加価値をつけることで価格の改定を行い、営業所で販促イベントの開催を提案することで、8社との商談へと繋げ、300万円の売上を創出しました。

この経験以降、私は相手との顔が見える対話を重視し、現在行っているソフトウェアの営業インターンにおいても、相手の話に耳を傾けることを第一に意識しています。

このESを基に、3つの重要なポイントを解説します。

ガクチカの構成を極めよう!

私がOB訪問を通じてお世話になった、総合商社に勤めるBさんによると、ガクチカのベストな構成は以下の様になります。

簡潔な取り組みの内容説明 (自動車ディーラーでの飛び込み営業)→ 取り組みによって解決しようとした課題(契約を結べなかったこと) → なぜその課題に取り組もうとしたか(将来海外で働きたかったから) → 課題解決に至るまでの気づき(展示会) → 課題解決を行ったプロセスとその結果(価格改定と販促イベントで、300万円の売上) → 課題解決を通じて学んだことと、それがどのように今日の貴方に活きているか。(ソフトウェアでの営業インターン)

上記のガクチカも、このような流れを踏まえて書かれています。この流れは、どのような取り組みにも応用できます。是非ご自身の経験に当てはめて書いてみてください。

アンサーファーストを極めろ!

アンサーファーストとは、聞かれた設問に対して、最初は必ず結論(アンサー)から答えることです。

社会人は常に忙しいことから、文章においても、何よりも先に結論を求めます。経緯や詳細等は、後から書けば良いのです。

例えば

「学生時代に力を入れたことは?」

という質問に対しては、

私のベトナムにおけるインターン先であった、現地の中古車ディーラーにおける、新規顧客開拓を行うために飛び込み営業です。

という風に、設問に直接対応する答えを最初に記述しました。

この回答方法は、様々な質問に設問に応用できます

「貴方の強みと弱みは何ですか?」

という設問に対しては、

「私の強みは、死ぬこと以外何も怖くないことです。私の弱みは、物覚えが悪いことです。上記が私の強みである理由は…だからです。一方で上記が弱みがある理由は、…だからです。」

といった記述ができます。

定量的に示せ!

企業においては、全ての成果は数値で示されます。よって、学生時代から、数値で結果を出す感覚の重要性を理解している人間を、企業はより好みます。

また、数字で示すことによって、読み手もよりイメージが膨らみます。

例えば、

「毎日死ぬ気で必死に頑張って、数学のテストの点が少しの時間で、とても上がりました。」

という文章と

「1日8時間確実に勉強をすることで、数学のテストの点が1ヶ月で40点上がりました。」

どっちの文章の方がイメージがつきやすいですか?勿論後者ですよね?

上記のESで言えば、

50件に自ら飛び込み、8社との商談へと繋げ、300万円の売上を創出しました。

といった記述は、読み手にとって、貴方の取り組みの内容や成果が、より理解しやすいものになります。

志望動機の通過率を上げる2つの方法

「ガクチカ」と双璧をなすくらいに、鉄板の質問である志望動機の攻略法を、大手自動車メーカー内定のBさんのESに沿って解説します。※転用厳禁です

私が貴社を志望する理由は、「自動車を通じて、人々の生活を便利にする」という、私の目標の実現に最適な環境だからです。

私が上記のように考える理由は、ベトナムの現地企業でのインターン経験によるものです。

私は幼い頃より、自動車業界で働くことを希望していました。その理由は、幼少期からの経験によるものです。父が貴社の自動車のファンであったことから、幼い頃より私も父に影響され、「自動車といえば貴社」であると認識し、将来は貴社で働きたいと感じていました。

その思いは絶えず、大学時代には、ベトナムの現地自動車ディーラーで営業のインターンを行いました。

その際に、現地の人々が、他のいかなる自動車よりも、貴社の~を購入している様子を目の当たりにしました。

そして、彼らが口々に言うのは、貴社の~が、ベトナムで最も低価格で高品質な自動車であることから、今まで車を買えなかった層が、~によって、自動車という新たな交通手段を手に入れたということです。私自身のベトナムでの交通手段は、徒歩とバイクのみであったことから、自動車がもたらす便利さについて、強い共感を抱きました。

そして、これらの経験を通じて私は、自らの仕事を通じて、貴社の車を世界中の人々に届けることで、人々の生活を便利にすることを希望しています。

 

ロジカルライティングを極めろ!

ロジカルライティングとは、設問への回答に加え、複数の証拠を示すことで、回答の説得力を上げることです。

この文章で言えば、

「自動車を通じて、人々の生活を便利にする」という、私の目標の実現に最適な環境だからです。

という、志望動機への証拠付けを、

・幼少期からの経験

・ベトナムの人々の発言

・自分自身の経験

以上、3つのエピソードを用いて説明しています。

上記の様に、証拠となるエピソードの数が多ければ多いほど、説得力が増します。一方で、沢山のエピソードを書くこと以上に、それぞれのエピソードの説得性を高めることも非常に重要です。

他人との差別化を徹底的に行え!

単に「自動車が好きだから」という理由で、自動車業界を志望する人は沢山います。しかし、前の記事でも書いた通り、就職活動は非常に競争率の高い戦いです。

その際に、大多数の人と同じ志望理由を書いた貴方に、面接官は惹かれるのでしょうか?

例えば、美人な女性に対して、「貴方の顔は綺麗だから、僕と付き合ってください」とは言いませんよね。何故ならば、そのような陳腐な理由では、美人は振り向いてくれないからです。そしたら、きっと別の理由をいうはずです。例えば「貴方と過ごしていると、すごく人生が道溢れた気分になります」といったようなものです。

よって、志望理由の差別化は徹底的に行ってください。Bさんの場合は、ベトナムでの自動車ディーラーでのインターン経験や、交通手段としての自動車の可能性で、他の学生との差別化を図りました。

そして、他の学生と差別化できる経験がないという方は、この機会に是非、休学を検討しては如何でしょうか。

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まとめ

19卒の周りの友人を見る限り、志望企業から内定を貰えている人の大半は、ES作成を必死に行っていた人達でした。

一般的に就職活動というと、面接に代表されるように、コミュニケーション力が重要と思われがちですが、コミュニケーション力と同じ位、それ以上に書く力が見られていると感じます。

何故ならば、書くことも、立派なコミュニケーションの1つだからです。

この記事だけでなく、様々な方の意見を参考に、ES作成に取り組んでみてください。