「大学生が休学する理由とは?」経験者5人に聞いた休学理由と採用人事からの印象

こんにちは休学ラボのハジメです。

昨今、休学する人が少しづつ増えています。そのような中で休学をしてみたいと考えているけれど、

「休学するにはどのような理由が良いのか?」

「就活では不利にならないのか?」

など気になっている学生は多いと思います。

そこで、今回は休学を決意した先輩たち5人に「休学理由」を聞いてきました。さらに、後半では実際に採用担当の人事の方にも休学についてのイメージを語っていただいています。

それでは見ていきましょう。

【休学理由その①】何もできない自分に気がついて休学したRyosukeさん

ーー休学をした理由を伺っても良いですか?

はい、私は普通に周りのみんなと同じく四年生の前期は就活をしていたんです。でも、色々面接等を受けていくうちに学生生活の中で何もできていなかった自分に気付かされたんですよね。

何故かと言うと、面接の際に「学生時代に頑張ったこととは?」みたいなことが聞かれるんですけど、バイトでやっていた塾講師ぐらいしか答えられなかったんです。

それしか答えることがなかったので、面接などでは面接官にも良い印象を与えることができませんでした。

ーーそこで、休学を考え始めたんですか?

そうですね、このまま就活するより一旦体制を整えるという意味で1年間大学を休学して色々経験してからのほうが就活でも評価されるだろうと考えて、大学4年生の後期から休学しました。

ーー休学中に何をされたのか、その後の就活はどうでしたか?

語学学校サウスピークに16週間滞在してTOEICの点数を560点から920点と360点上げた後、就活支援を行っているベンチャー企業に10ヶ月間のインターンを行いました。

具体的な業務としては、企業同士の比較などのコンテンツでWEB記事作成を行ったり、就活生のためのイベントを行うための集客をしていましたね。あと、そのインターンと同時に企業の説明会などに参加して企業研究をしたりと色々としていました。

その後、復学して就職活動を開始したところ自分の行きたかった企業から内定をもらうことができましたし、応募した企業すべてから内定をもらうことができましたよ。

→Ryosukeさんの休学体験談の詳細はこちらから!

【休学理由その②】「就活したくないな」と思って休学したヌイさん

ーー休学をした理由を伺っても良いですか?

はい、私は大学時代のインターンやバイトの経験があるので、特に就活で使えるネタがないわけでもありませんでした。

ただ、漠然とした不安があったのは今でも覚えています。

「私、将来やりたいことって何だろう」。「今から就活したところで、後悔のない学生生活になれない」。「私、今までやりきったことがないな」など。不安がどんどんでてくるので、就活の意欲がありませんでした。

頭の片隅には、どこか休学を意識していた自分がいました。特に休学したいなと思いはじめたのは、大学3年になって色々考えていた時です。

そして大学4年に休学を決心し、自分の直感を信じて休学届を提出しました。

ーー休学中は何をされていたんですか?

主に「物販とブログ」の2つです。私は前々から、なんとなくこれからは「複数の収入源」がメジャーになる、「複業」の時代がきそうだなと思っていました。

でもなかなか行動できず、結局はじめたのは大学3年の12月。副業関連の本を読み漁り、最初は直感的に自分でもできそうだったので、「物販」からスタート。

自分の不用品をフリマアプリなどで出品することから始まり、インターネットの可能性を知りました。そこから実際に仕入れて、スマホケースや雑貨類を販売していたこともあります。

数ヵ月やっていたのですが、次第につまらなくなってきました。

あとからブログを趣味ではじめるのですが、これが本当に楽しかった。なので物販は辞めて、ブログに完全にシフトしました。内容は、就活やレビュー、エッセイなど。

自分の経験が誰かに役立つことが、とてもうれしかったです。発信を続けていく中で、すこしずつ読まれる人数も増えて、どんどんブログの魅力にハマり今に至りますね。

ーー就活ではどのような感じで話したんですか?

学生時代頑張ったことは物販とバイトを織り交ぜながら話しました。メインは物販です。

自分がお客様とネット上で接客をする時に、何を意識したのか。どう安心させながら販売をしたのか。目標を達成するために、どうやって逆算して行動するのか、等々。

私はIT企業の総合職で働く予定です。おそらく最初は営業をします。物販と営業は、「お客様の悩みを察知して適正なものを売る」というアプローチが大切なので、とても近いものがあります。

物販の経験によって、「うちでも活躍できそうだな」と面接官にイメージしてもらうよう、努めました。

→ヌイさんのより詳細な休学体験談はこちらから!

【休学理由その③】「このままではまずい」と思って休学したTatsukiさん

ーーワーキングホリデーと海外インターンをされたということですが、休学を決意した理由を教えていただいてもよろしいでしょうか?

はい、私は、上智大学に入ったときから、この大学に来たからには海外に行って長期間滞在したいと思っていました。特に、入学当時はポルトガル語学科に入ったため、ポルトガル語が使える、ブラジルやなどへ行くことを考えていました。

しかし、ある時ふと気づいたんです。「普通にポルトガル人も優秀な層は、英語を話す。だったら他の国の人とも話せる英語を勉強した方が良いのでは?」と。

そこで、欧米圏などでの長期滞在を考えるようになったんです。

さらに、大学を3年間過ごしてきた中で、漠然と就職が向かってくる中で、このままでいいのかなという思いがあったんです。

そこで一旦大学を休学して、ワーキングホリデーや海外インターンなどを通して自分のやりたいことを見定めようと思ったんです。

ーーオーストラリアでのインターンとワーホリはどのようなことをされたんですか?

ワーホリは現地でアルバイトとして使ってもらえそうなバリスタや調理師、バーテンダーの免許を取得して、カフェやバーで働いていました。

それと同時に、インターンの業務としては、電話の受付であったり等既存顧客の貿易業務を担当させてもらって、貿易フローの改善などを行っていました。

その後、業務に慣れてくると中国から、シドニーまでの販促ルートを他社よりも安く提供できるルートを売る提案型の営業などを任せてもらえるようになりました。

ーーそうなんですね。実際就活はどうでしたか?休学経験の話などは評価されましたか?

そうですね。「自分が学生時代に頑張ったこと」としてエントリーシートには

「ワーホリ・海外インターンでの100枚履歴書を配り歩いた経験、またビジネス英語がわからない中で、貿易会社に入って挫折してしまった。そのために毎日勉強したら、仕事でもうまくいくようになってきた」経験などを書いていました。

特に総合商社で求められているような人材と言うのは「どんな場所でもバイタリティがあって、どんな困難にぶつかってもめげずに頑張れる人材」です。

それをしっかりアピールできるようなストーリーを休学中に作ることができたので、とても良かったですね。

ーー主に休学中のストーリーを面接やESでは書かれていたんですか?

大学時代にほとんど努力してこなかったので、休学中に体験したことしか語れませんでしたね(笑)。この経験があったからこそ複数の有名企業から内定をいただけました。

→Tatsukiさんのより詳細な休学体験談はこちらから

【休学理由その④】自分に自信を持つために休学したHarukaさん

ーー早速ですが休学した理由について、伺っても良いですか?

私はとにかく、自分に自信を持てない大学生でした。大学生活を通して、常に「大学卒業後、本当に社会人として生きていけるのだろうか」という不安を抱き続けていたんです。

そこで、もともと海外に関心があり、将来的に海外に関わる仕事したいと考えていたことから、休学期間中にはフィリピン留学に行き、海外インターンに参加することを決めました。

「海外という厳しい環境に行くことが自分に自信をつけるための修行だ」と思って休学をしたんです。

ーー休学するは不安じゃなかったですか?

確かに最初のうちは「休学したら就活に不利になってしまうかも」という懸念はありましたが、よくよく考えてみると留学やインターンを経験したほうが、就職活動において評価されるだろうと思うようになったんです。

ーーそうなんですね。休学中に何をされたのか、その後の就活はどうでしたか?

私は主に2つ。フィリピン留学とインドでの海外インターンに取り組みました。特にフィリピン留学1日12時間以上の勉強をして、TOEICの点数も680→905までに上げることができました。

インドでのインターンでは日本人向け雑誌の広告営業を行い、毎日70件以上のテレアポや営業をこなしていました。

その結果、自分に自信を持つことができ、就活では複数の企業から内定をいただくことができました。

「女子がインドで飛び込み営業してました!」というフレーズがとても印象的だったらしく、面接官の方に毎回驚かれていましたね。

内容としては、特に数字情報を最初に話して、1日のノルマ始めは全然達成できず辛かったけど、顧客思考になったことで多くの契約を取れるようになったという話をしていました。

特に営業のインターンだったので定量的な成果がでやすく、アピールしやすかったです。

Harukaさんの休学体験談の詳細はこちらから

【休学理由その⑤】病気療養で休学した新潟大学・烈志さん

写真左が烈志さん

ーーこんにちは烈志さん。休学した理由について、伺って良いですか?

はい。私は病気療養のために休学を決意しました。というのも大学2年後期の頃、大学の制作課題で一気に忙しくなって睡眠時間をとても減らしていました。正直なところ僕はだんだん大学での研究が嫌いになっていました。自分はこのフィールドで生きるべき人間じゃないのかもな・・・と思い始めていました。

ちょうどそんな時突然、勉強によるストレスからか持病であるアトピーが悪化し、授業にも出られない状態になってしまいました。

それを主治医の先生に相談したところ、沖縄へ行くことを勧められました。

その時、 一旦立ち止まって持病の改善により目を向け、さらに進路においても自分を見つめ直す必要があると感じました。 このようなことがあったため、沖縄に行くために休学へ踏み切ったんです。

ーーなるほどそれはかなり大変でしたね…..。実際休学中は何をされたんですか?

結果的に沖縄滞在でアトピーは数週間でかなりよくなりました。完治してもいいと言えるくらいにです。環境変えるだけでこんなに良くなるのかと思いましたね。

また、療養目的で沖縄に行ったのですが、せっかくだからリゾートホテルでバイトしてみようと思いました。僕が雇ってもらったのは沖縄本島の小さなホテルで、仕事内容は

・朝食の給仕
・部屋の清掃とベッドメイク
・バーテンダー

この3つがメインです。様々な人とお会いすることができて、大変貴重な経験をすることができました。そして、休学して3ヶ月でブログを開設して、同じような悩みを持つ方に受けての情報発信を現在は行っています。

→より詳細な烈志さんの休学体験談の詳細はこちらから

どのような理由なら休学できるのか

大学によって、休学することができる理由は様々です。

例えば、私が聞いた例では留学や病気の場合でないと休学をするのが難しい大学などもあります。

このような場合があるため、しっかりと大学の学務に休学について話を聞いてみましょう。

ここまで見てきたように、みなさん様々な理由で休学をされています。

例えば、病気療養のため、就活をしたくなかったから、自分に自信を持ちたかったから、などなど今回紹介した理由以外にもたくさんの事例があります。

さらに休学理由が気になる方はこちらの休学体験談をご覧ください

採用担当人事に聞いた休学のイメージ

それでは就活においては「休学」はどのような扱いなのか。

まず休学は好印象であると見ても良いと思います。

実際トビタテ留学Japanという団体が取ったデータによれば

学生が留学検討時に気にする、留学による休学や留年が新卒採用時に影響を与えるかに関しては、 【採用担当の75.3%】が「留学するために留年や休学することは採用においてマイナス評価にならない」と答えている。

引用元(https://mext.s3.amazonaws.com/2017/06/20170629.pdf)

写真引用元:https://mext.s3.amazonaws.com/2017/06/20170629.pdf

実際、上で紹介したように先輩たちのほとんどが第一志望の企業や、大企業への内定を決めています。

このような事例を見ても、「休学が就活に悪影響を及ぼす」ということはほぼないと考えられますし、実際にサイボウズ株式会社の採用人事の方も下記のようなことを話していました。

さらに、新卒採用担当人事ではないですが、株式会社リクルートで中途採用に関わっている方も

とツイートしています。このような事例を見ても、休学は就活に悪影響になるという可能性はかなり低いでしょう。

ですので、

「就活で休学は悪影響なのでは?」

と思っている方は、そのような心配をせず、思い切って休学をしてみるのが良いでしょう。

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*hajime

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